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徳島県佐那河内村:簡易水道事業の経営状況(2017年度)

収録データの年度

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事業・施設概要

都道府県徳島県経営主体佐那河内村
事業区分簡易水道事業会計適用区分法非適用
類似団体区分行政区域内人口2,385
現在給水人口2,104給水区域面積1,030ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営状況

総収益・総費用

収支構造

①収益構造

総額4,124.7万円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額3,564.5万円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量

経営の健全性・効率性について

経営の健全性を確認する指標として、収益的収支比率がある。佐那河内村の収益的収支比率は①表よりH29で50.97%、全国平均は78.51%である。この比率が100%であれば、給水収益で全ての費用を賄っていることとなるが、佐那河内村では給水収益以外の収入を約50%程度投入して経営を行っており、健全経営とはいえない。この原因は、④表の企業債残高対給水収益比率が高いことが一因にある。これは、施設建設時の債務残高が多いためであるが、対比率は毎年に緩やかに低減し改善されている。経営の効率性については、⑦表の施設利用率が全国平均より高位にあり良好に見えるが、これは管路施設における漏水量が多い場合に起こる現象で、決して良好な状態ではない。現に⑧表の有収率は全国平均よりも22%低く、⑤表の料金回収率はH29では全国平均より17%低い値となっている。料金回収率は、給水原価に対する供給単価の割合で、この回収率が高いほど料金の収益性が良いとされている。よって、この指標からも給水収益以外の収入を投入して経営を行っていることが推測され、健全経営とはいえない。佐那河内村の簡易水道経営は、現時点においても健全性・効率性において全国平均より劣っており、近い将来的には人口減少による料金収入の減少も見込まれることから、今後は漏水対策に対応できる適正な維持管理体制の構築と、料金体系等の見直しについても検討する必要性がある。

①収益的収支比率
②料金回収率
③給水原価
④施設利用率
⑤有収率

老朽化の状況について

佐那河内村簡易水道施設は、浄水場施設が3箇所、配水池施設は16箇所、導水管路・送水管路・排水管路延長は約60,000mとなっている。平成元年に竣工した府能地区が1番古く浄水・配水施設で築27年となるが、その他の施設は平成6年~平成13年に施設更新され健全な状態で稼働している。しかし管路施設については、村内のほととんどが地滑り地帯にあること、また耐震管路となっていないことから毎年村内の各地で漏水事故が起こっている。漏水事故は、無効水量を増し有収率を下げ、料金回収率を下げ、収益的収支比率を押し下げる原因となっている。漏水事故を減少させるためには、管路施設の耐震化が考えられるが莫大な費用が必要となる。事業推進するためには企業債を借りる必要があり、却って健全経営の妨げとなる懸念があることから、耐震化の事業推進は充分な検討が必要である。

①管路更新率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2017年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

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