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田布施・平生水道企業団:末端給水事業の経営状況(2016年度)

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事業・施設概要

都道府県山口県経営主体田布施・平生水道企業団
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A6行政区域内人口27,798人
現在給水人口19,359人給水区域面積1,316ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

近年、経常収支比率は100%を上回り、単年度の収支は黒字を確保し、平成28年度決算において累積欠損金を解消した。しかしながら、料金回収率が100%を下回っていることから分かるように、給水に係る費用が給水収益以外の収入(一般会計からの繰入金等)によって賄われており、経営の健全性に課題がある状態が続いている。この原因として、平成12年度から行われている柳井地域広域水道企業団からの浄水受水に伴う受水費がある。現在、責任水量制において日量5,650㎥の受水を行っている。田布施浄水場と広域用水事業との配水比率は、3:7であり、113円/㎥(消費税抜)の受水費は経常費用の多くを占めている。その他にも、平成10~12年度の柳井地域広域水道企業団からの浄水受水に伴う水道施設整備事業、田布施川改修事業に伴う浄水場等移転事業に係る企業債の多額の元利償還金や、人口減少、節水機器の導入及び大口企業等の水需要の減少などが重なり、厳しい経営状況は変わっていない。将来的にも安定した収益が見込まれないことから、赤字体質の経営状況を回避するため、高料金対策の助成と田布施町、平生町の一般会計からの補助が今後も引き続き必要不可欠である。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、類似団体と同程度の状況となっている。平成12年度より着手した老朽管更新事業(石綿セメント管更新)が完了し、その後も継続して老朽化した管路施設の更新を行っている。しかしながら、更新に必要な財源を確保するという問題は解消されていない。今後は、アセットマネジメントを策定し、それに基づき、更新を計画的に進めていく。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

人口減少や水需要の減少に伴う水道料金の減少傾向が続いていく中、施設の更新や耐震化に多大な費用が必要であり、また、責任水量制の用水事業受水費など、経営環境は年々厳しさを増している。平成16年度から浄水施設・取水施設・各ポンプ所・各配水池等の運転・維持管理業務、平成18年度から料金調定・徴収・会計補助業務等の包括的な民間委託を実施し、平成21年度には上下水道の料金徴収を一本化した。また、安定的な財源の確保を目的とし、平成25年6月に料金の改定を行った。今後も引き続き民間のノウハウを最大限活用するとともに、広域化等を検討しながらコスト削減等に努めていく。しかしながら、受水費の問題解消が見通せないことから、高料金対策の助成と田布施町、平生町の一般会計からの補助による財政支援は今後においても必要と考えている。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額7.8億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額7.2億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2016年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

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