山口県美祢市:美東病院の経営状況(2017年度)
山口県美祢市が所管する病院事業「美東病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
本地域は、山間地僻地であり民間医療機関の立地が困難な高齢化の著しい過疎地域における救急医療、健康増進や訪問診療など在宅支援を含めた一般医療の提供を担っている。人口減少時代にあるものの、医療受療率の高い後期高齢者数(75歳以上人口)は平成42年(2030年)頃まで増加することが見込まれており、引き続き医療需要に応えていく必要がある。
経営の健全性・効率性について
H28年度まで経常収支比率は100を超えていたが、医師の診療科偏在により手術を要する急性期機能を周辺医療機関に頼らざるを得ない状況となり、患者の周辺医療機関への流出傾向が続いたことにより、H29年度においては入院患者が大幅に減少し経常収支比率が100%を下回った。今後は、術後安定期に入った患者が住み慣れた地域で療養できるよう周辺医療機関との紹介・逆紹介といった地域連携機能の強化により、入院患者を確保するとともに病床機能の転換などによる入院単価の増加により収益の改善を図っていく。また、職員給与費対医業収益比率も高い状況にあるが、医療スタッフ、特に看護師の退職補充においても苦慮しており、新陳代謝が円滑に進んでいないため、年齢構成が高くなり職員給与費対医業収益比率が類似病院平均値より高い状況にある。H28年度に専門のコンサルを活用して価格交渉を行った成果として、材料費対医業収益比率が下がった。しかしH29年度において内服薬出庫の増加により増となったが、今後もこの水準を保っていく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率においては、数値は上昇傾向にある。また平均値を超える状況にあるため、地域の医療需要に対し必要となる医療機器等の計画的な更新が必要である。
全体総括
平成28年7月に策定された山口県地域医療構想及び平成29年3月策定の新美祢市病院改革プランに基づき、本地域における医療需要に対し、その提供内容や規模等について適切かつ的確に対応していく必要がある。現在、美祢市において進められている地域包括ケアシステムの構築に向けて、当院が担っていくべき役割などを的確に把握し、その医療需要に応えていくとともに、白内障など高齢者特有疾患への対応強化や、病床機能の転換などにより収益性を高め、持続的に安定した経営に取り組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
美東病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の美祢市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。