事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 北広島町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 18,671人 | 現在処理区域内人口 | 2,722人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,503人 | 現在処理区域面積 | 94ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,750m³/日 | 下水管布設延長 | 105km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は100%を大幅に下回っており、単年度収支は昨年に続き、赤字である。総費用も高額で推移している。また分担金及び繰入金、総費用とも昨年よりは微増しているが、収支比率は横ばいである。経営継続のためには繰入金に頼らざるを得ず、単年度収支赤字縮減に向けて経営改善に取り組まなければならない。④企業債残高対事業規模比率のH29当該値は4,844.38%となっているが、正しくは0.00%である。当該比率については、企業債現在高とともに減少しているが、これは一般会計の負担により賄われているためであり一概に良いとは言えない状況である。⑤経費回収率は100%を大きく下回っており、単独での経営ができているとは言いがたい状況である。今後、使用料の見直しや確保、汚水処理に係る費用の削減など、単独経営に近づくよう取組を進めていく。⑥汚水処理原価は、類似団体平均よりも高い数値で推移しており、他団体と比較すると費用の効率性の面では改善すべき点があると考える。今後、経年による施設の老朽化が想定される中、健全経営を図っていくための対策を検討していく必要がある。⑦施設利用率は50%台をほぼ横ばいで推移しているが、前年度に比べ若干下がっている。施設規模等など、さらに検討していく必要があると考えられる。⑧水洗化率は90%台であるが、前年度より若干上がっている。今後も水洗化率100%達成に向け、取組を強化していく必要がある。
老朽化の状況について
③現状では法定耐用年数を超える管路は出ていないが、施設の老朽化が進むにつれ更新に向けた対策も必要となってくる。適正な時期に適正な管路更新ができるように、計画的な資産管理を行う。
全体総括
本町の農業集落排水事業は単年度収支が赤字であることや経費回収率が極めて低いこと、汚水処理原価の数値が類似団体平均と比較して高いことを踏まえると、全体的な経営状況は健全とは言えない状況である。平成28年度策定の経営戦略に基づくとともに法適用化を見据え、経営状況や固定資産などの把握や施設の整備更新、適切な資金管理など、経営の改善及び適切な運営管理に向けた取組を進めていく必要がある。また、人口密度が他の事業と比較して大きい理由は、農業集落排水区域は既にほ場整備が終了しており、今後、農地を宅地化する可能性が低いことから、管路沿いの面積を処理区域面積としていることによる。
経営状況
収支構造
総額2.2億円
総額1.7億円