事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 江田島市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 21,862人 | 現在処理区域内人口 | 8,737人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,369人 | 現在処理区域面積 | 392ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,249m³/日 | 下水管布設延長 | 124km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
【経常収支比率・累積欠損金比率】経常収支比率は100%で推移しており,累積欠損も発生していないが,一般会計繰入金によるものであり,引き続き基準外繰入の縮小・解消に向け,経営改善に取り組む必要がある。【流動比率】流動負債の建設改良費に充てられた企業債の比率が高いことによる。【企業債対事業規模比率】類似団体平均を大きく上回っており,整備に伴う企業債の借入による企業債残高が多額である。今後大規模な施設改修を見込んでおり,増加が見込まれる。【経費回収率・汚水処理原価・施設利用率・水洗化率】水洗化率は,徐々に増加しているが,約70%前後と低く,類似団体平均を大きく下回っている。高齢化や家屋の老朽化,経済的理由などによる未接続世帯が多い。水洗化促進員の訪問等による普及促進を引き続き継続していく必要がある。汚水処理原価は,約200円で類似団体よりも低い状態で推移していたが,令和元年度は,維持管理費増加に伴い,経費回収率,施設利用率ともに類似団体平均を下回った。令和3年10月より使用料の料金改定を行う。引き続き接続の推進による収入の増加を図るとともに,維持管理経費の節減に努める必要がある。
老朽化の状況について
【有形固定資産減価償却率・管渠老朽化率・管渠改善率】管渠老化率,管渠改善率はともに0%で推移している。平成6年度に供用開始し,26年が経過した。管渠が耐用年数を経過するにはまだ年数があるとはいえ,今後,経年による施設の老朽化,維持修繕,更新費用が増大する見込みであり,長寿命化計画(ストックマネジメント計画)に基づき計画的な更新を図っていく必要がある。
全体総括
令和2年度に整備計画を見直し,江田島市の下水道事業は,完了した。今後は,水洗化率の向上のため,未接続世帯の実態の把握,啓発等により接続推進を継続していく。安定した経営には課題が多い。引き続き,基準外繰入の解消のため,令和3年10月に使用料の料金改定を行う。また,維持管理経費の節約などにも努める。企業債残高が多額で,将来的な負担が大きい。大規模な施設改修を予定しているので,企業債残高は,増加する見込みである。将来的な負担の増大が予想されるため,引き続き経費の節約など,経営健全化に努める。管渠の老朽化率等は低いものの,今後,経年による修繕・更新費用の増大も見込まれるため,経営戦略及び長寿命化計画(ストックマネジメント計画)に基づき計画的な修繕・更新に取り組む。
経営状況
収支構造
総額7.9億円
総額7.9億円