事業・施設概要
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 江田島市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 22,979人 | 現在処理区域内人口 | 8,998人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,327人 | 現在処理区域面積 | 384ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,360m³/日 | 下水管布設延長 | 121km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
【経常収支比率・累積欠損金比率】経常収支比率は100%で推移しており,累積欠損も発生していないが,一般会計繰入金によるものであり,引き続き基準外繰入の縮小・解消に向け,経営改善に取り組む必要がある。【流動比率】平成26年度の制度改正により大きく減少したが,流動負債の建設改良費に充てられた企業債の比率が高いことによる。【企業債対事業規模比率】類似団体平均を大きく上回っており,整備に伴う企業債の借入による企業債残高が多額である。整備計画の変更を予定しており,縮小に伴い整備に係る借入は減少する見込みである。【経費回収率・汚水処理原価・施設利用率・水洗化率】水洗化率は,徐々に増加しているが,約70%前後と低く,類似団体平均を大きく下回っている。経費回収率,施設利用率も類似団体平均を上回るものの,高齢化や家屋の老朽化,経済的理由などによる未接続世帯が多い。水洗化促進員の訪問等による普及促進を引き続き継続していく必要がある。汚水処理原価は,約200円で類似団体よりも低い状態で推移しており,経費回収率も類似団体平均を上回っている。引き続き接続の推進による収入の増加を図るとともに,維持管理経費の節減に努める必要がある。
老朽化の状況について
【有形固定資産減価償却率・管渠老朽化率・管渠改善率】平成26年度の減価償却率の増加は,制度改正に伴う減価償却累計額の増加によるものである。管渠老化率,管渠改善率はともに0%で推移している。平成6年度に供用開始し,24年が経過した。管渠が耐用年数を経過するにはまだ年数があるとはいえ,今後,経年による施設の老朽化,維持修繕,更新費用が増大する見込みであり,長寿命化計画(ストックマネジメント計画)に基づき計画的な更新を図っていく必要がある。
全体総括
水洗化率の向上のため,未接続世帯の実態把握,啓発等により接続推進を継続していく。経費回収率の向上,基準外繰入の解消のため,使用料の改定による収入の確保や維持管理経費の節約などに努める。企業債残高が多額で,負担が大きい。平成35年度まで整備を休止していた区域は,整備計画の縮小に方針転換したため,将来的な負担の増大は軽減されたが,企業債残高は多額であり,引き続き経費の節約など,経営健全化に努める。管渠の老朽化率等は低いものの,今後,経年による修繕・更新費用の増大も見込まれるため,経営戦略及び長寿命化計画(ストックマネジメント計画)に基づき計画的な修繕・更新に取り組む。
経営状況
収支構造
総額5.4億円
総額5.4億円