施設及び業務概要等
| 基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| 都道府県 | 広島県 | 経営主体 | 府中市 |
| 病院名 | 府中市立湯が丘病院 | 法適用区分 | 当然財務 |
| 業種名・事業名 | 病院事業 | 病院区分 一般病院、結核病院、精神科病院の別です。 | 精神科病院 |
類似区分 一般病院のみ病床数により区分します。結核病院と精神科病院は、病院区分と同じ値が入力されます。 | 精神科病院 | 管理者の情報 管理者を設置している場合に、当該管理者の職歴を記載する項目です。 | 管理者非設置 |
経営形態 直営又は指定管理者制度導入の別です。 | 診療科数 標榜している診療科目数です。 | 1科 | |
DPC対象病院 診断群分類別包括評価制度(Diagnosis Procedure Combination)の対象であるかを示します。総務省「経営比較分析表の基本情報」では「DPC対象の有無」と定義されています。 | 特殊診療機能 総務省様式で、実施している項目を示します。 | ||
指定病院の状況 総務省様式で、指定されている項目を示します。 | 臨床研修病院 | 人口 当該地方公共団体の当該年度中1月1日現在の住民基本台帳人口です。 | |
| 施設概要 | |||
建物面積 病院施設の延面積です。 | 8,765m² | 不採算地区病院 不採算地区病院該当の有無です。 | 非該当 |
不採算地区中核病院 不採算地区中核病院該当の有無です。 | 非該当 | 看護配置 病棟単位で届け出られている入院基本料の施設基準に係る看護配置です。経過措置により新たな届出を要しないものを含みます。 | 10:1 |
許可病床(一般) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、一般病床です。 | 0床 | 許可病床(療養) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、療養病床です。 | 0床 |
許可病床(結核) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、結核病床です。 | 0床 | 許可病床(精神) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、精神病床です。 | 308床 |
許可病床(感染症) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、感染症病床です。 | 0床 | 許可病床(合計) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数の合計です。 | 308床 |
最大使用病床(一般) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における一般病床の最大使用病床数です。 | 0床 | 最大使用病床(療養) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における療養病床の最大使用病床数です。 | 0床 |
最大使用病床(施設全体) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における施設全体の最大使用病床数です。 | 0床 | ||
| 業務概要 | |||
| 入院診療日数 | 366日 | 年延入院患者数 毎日24時現在の在院患者数と、当日の退院患者数を加えた人数の年度合計です。 | 77,026人 |
| 外来診療日数 | 244日 | 年延外来患者数 | 10,762人 |
| 職員数 | 134人 | ||
注:施設・病床・患者数・指定状況は、e-Stat「地方公営企業決算状況調査」の病院別データを基本とした。項目構成と用語の定義は、総務省「経営比較分析表の基本情報」及び「経営指標の概要(病院事業)」に準拠している。点線の下線がある用語を選択すると定義を表示する。
地域において担っている役割
当院は、昭和36年の病院開設以来、多数の入院患者及び外来患者の治療にあたるなど、広島県の東北部地域において精神科医療を提供する病院として重要な役割を担っている。その他にも、市内の他の病院への医師派遣及び行政等が主催する精神保健相談又は講演活動などへの参加を通し地域の保健衛生活動において一定の役割を担い、また研修医、看護師その他コメディカルの研修施設として協力するなど医療人材の育成においても一定の役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
①の経常収支比率が100%超であること、及び②の医業収支比率が類似病院のそれを大きく上回る90%超を維持していることから、本業の医業で一定程度の収益が確保され、比較的、一般会計からの繰り入れへの依存度が低い経営が行われている。一方、医業収支比率が逓減ながら経常収支比率が100%超維持は、収益面での一般会計への依存割合の高まりを示している。③の累積欠損金比率は、経常収支比率が100%超のため確実に逓減している。④の病床利用率は入院患者の減少のため低下し、一人一日当たりの単価⑤の入院は微減及び⑥の外来は微増であった。病床利用率は逓減傾向であり収益改善の課題となる。⑦の職員給与費比率及び⑧材料費はともに微増であった。全体の費用の大半を占める給与費比率は医業収支に大きく作用すること、逓増傾向であることから適正な人員配置が課題となる。全体としては、経常収支が黒字であり、比較的、医業収支比率も高水準にあることから、費用を抑制した効率的かつ健全な運営を行っている。
医業費用及び医業外費用に対する、医業収益及び医業外収益の割合で、通常の病院活動による収益状況を示します。算出式は「経常収益 ÷ 経常費用 × 100」です。
類似団体内順位13位/ 40団体
病院の本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合です。公営企業の算出式は「医業収益 ÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位2位/ 40団体
医業費用に対する修正医業収益の割合です。公営企業の算出式は「(入院収益+外来収益+他会計負担金を除くその他医業収益)÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位2位/ 40団体
病院施設が有効に活用されているかを判断する指標です。算出式は「年延入院患者数 ÷ 年延病床数 × 100」です。
類似団体内順位28位/ 40団体
入院患者への診療及び療養に係る収益について、入院患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「入院収益 ÷ 年延入院患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位39位/ 40団体
外来患者への診療及び療養に係る収益について、外来患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「外来収益 ÷ 年延外来患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位39位/ 40団体
医業収益の中で職員給与費が占める割合です。算出式は「職員給与費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位8位/ 40団体
医業収益の中で材料費が占める割合です。算出式は「材料費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位2位/ 40団体
医業収益に対する累積欠損金の状況を示します。公営企業の算出式は「累積欠損金(当年度未処理欠損金)÷ 事業の規模(医業収益)× 100」です。
類似団体内順位20位/ 40団体
老朽化の状況について
①の有形固定資産減価償却率及び②の機械備品減価償却率については、どちらも類似病院のそれを大きく上回っている。加えて、③の1床当たり有形固定資産については、類似病院のそれを大きく下回り横ばい傾向にある。このことから、施設及び機械に係る設備投資については、類似病院のそれと比較するとこれまで抑制的であり、そのため施設の老朽化は確実に進んでいる。なので、新たな設備投資に係る需要に対し、中長期的な視点からの設備投資計画に沿って機器等の更新を順次行っていく必要性がある。
償却対象となる有形固定資産の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「有形固定資産減価償却累計額 ÷ 償却対象資産の帳簿価格 × 100」です。
類似団体内順位35位/ 40団体
有形固定資産のうち医療器械備品の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「器械備品減価償却累計額 ÷ 器械備品の帳簿原価 × 100」です。
類似団体内順位35位/ 40団体
1床当たりの有形固定資産の保有状況を示します。算出式は「償却対象となる有形固定資産の帳簿原価 ÷ 年度末病床数(合計)× 1,000」です。
類似団体内順位3位/ 40団体
全体総括
令和元年度においても、経常収支比率は100%超で黒字確保及び増益であった。収益面では、④、⑤及び⑥から改善のための課題は明らかであったが、地域の人口減少や国の医療政策その他要因の影響もあり著しい改善効果は見られなかった。今後においても劇的な改善策は見いだせず厳しい状況を予想している。費用面では、全体の支出の大変を占める⑦の職員給与費比率が上昇し、医業収支の赤字幅の拡大に影響した。収益の厳しい状況が予想される中、一層の適正な人員配置を図る必要がある。近年、患者数の減少に伴う医業収益の赤字増加を一般会計からの繰り入れ増加で補填する収益構造が続いており、加えて病院経営に不可欠な人的資源の確保が年々難しくなっていることから、経常収支が黒字とは言え、決して楽観できる状況ではない。加えて、施設の老朽化に伴う新たな設備投資に係る多大な費用の支出も控えており、より厳しい視点からの病院経営が求められる。今後、地域人口の減少や医療のニーズの変化に適切に対応しながら、当地において公立病院として果たすべき役割や責務を明確にし、将来に向けての病院経営の方向性を打ち出し課題解決へ取り組む必要がある。
経営状況
収支構造
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書に基づき、総収益を医業収益、医業外収益、特別利益に分け、入院・外来収益、他会計負担金、補助金、長期前受金戻入などの内訳を示しています。
総額13億円
収益区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書と「費用構成表」に基づき、職員給与費、薬品費、その他医療材料費、減価償却費、光熱水費、修繕費、委託料、支払利息などの内訳を示しています。
総額12.6億円
費用区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
医業損益、医業外損益、経常損益、特別損益、純損益の関係です。各損益は収益から対応する費用を差し引き、利益を正、損失を負で示します。
注記:類似病院平均は同年度・同一類似区分の有効データによる独自集計。
利用状況
職員配置・給与の状況
100床当たり常勤職員数
平均給与月額
注記:用いた表:e-Stat「地方公営企業決算状況調査」表25・66(職種別給与)、表27・67(経営分析)。