事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 三宅町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cb1 |
| 行政区域内人口 | 7,093人 | 現在処理区域内人口 | 5,275人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,245人 | 現在処理区域面積 | 92ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 27km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本町の下水道事業経営の健全性については、良好とはいえない。下水道歳出全体の約50%しか下水道使用料で賄えていないのが現状である。指標①・⑤については40%台と低く、⑥については類似団体と比べて非常に高い。また、指標④でもわかるように企業債残高対事業規模比率が非常に高くなっており、毎年度の企業債償還金が下水道事業経営を圧迫していることが要因として考えられる。本町は下水道整備率が全体で約98%(公共下水道:74.37%、特環:24.05%)と高い。下水道建設開始の昭和51年以降急速に整備を進めてきた経緯があり、現在は今までの下水道建設で借り入れた企業債の償還に追われている。毎年返済する多額の下水道償還金が汚水処理費原価を押し上げており、経費回収率と収益的収支比率を悪化させている。さらに、これからの人口減少に伴い下水道使用料収入の減少と下水道設備の老朽化の波が来ることも予想され、収益性の維持と下水道設備の更新費用の確保が今後の課題となっている。
老朽化の状況について
下水道の建設事業開始が昭和51年で、当初に布設した管は35年以上経過しており、下水道管の法定耐用年数は40年であるが、実耐用年数とのバランスと下水道事業の経営状態を考慮に入れ、計画的に更新又は長寿命化をしていく必要がある。また、老朽化の状況を適切に把握するためには、下水道資産(管・ポンプ等)の詳細情報の調査を行い、資産台帳を整備する必要がある。
全体総括
本町の下水道事業は将来にわたる人口減少による収入の減少が見込まれる中、早期に経営計画を策定する必要がある。また、2の老朽化の状況で資産台帳の必要性を述べたが、平成27年度に下水道資産の台帳整備を行っており、来年度以降において資産の更新時期の把握に活用していく。また、老朽化対策として平成28年度から三宅町全域の下水道施設(マンホール蓋)の長寿命化を5年計画で行う予定である。今後の収益の確保においては、下水道使用料の料金改定についても5ヶ年ごとの見直しを検討していく。
経営状況
収支構造
総額1.0億円
総額8,313.3万円