奈良県奈良市:市立奈良病院の経営状況(2023年度)
奈良県奈良市が所管する病院事業「市立奈良病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
奈良県地域医療構想の中で設定されている4疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病)3事業(救急・周産期・小児救急)について、奈良医療圏の急性期病院としての役割を担っている。また、各種指定病院としては、臨床研修医の受入やへき地医療支援機構の要請に基づく医師等の派遣等を行っているほか、奈良県が実施する産婦人科・小児科の救急医療における病院群輪番体制に参加している。また、地域医療支援病院・紹介受診重点医療機関として地域の医療機関との連携を図っている。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、令和4年度と比較してやや収支比率が改善しており、類似病院平均上回ったものの、100%は下回っている。医業収支比率・修正医業収支比率は、類似病院平均より高く、累積欠損金比率は令和4年度から12%台であり,類似病院平均と比べて非常に低い。病床利用率は、令和4年度から80%前後で推移し、類似病院平均を大きく上回っている。入院患者1人1日あたりの収益は、前年度と比較してやや増加している。患者数を令和4年度と同水準に維持しながら、入院収益の増加を図り、類似病院平均を上回っている。外来患者1人1日あたりの収益は、令和5年度は前年度と比較して増加している。患者数を令和4年度と同水準に維持しながら、外来収益の増加を図り、類似病院平均を上回っている。職員給与費対医業収益比率は、令和元年度以降、類似病院平均より低い値で推移している。材料費対医業収益比率については、令和4年度と比較して、医業収益は増加しているものの、物価高騰の影響等により材料費が大幅に増加し、令和4年度と比較して約3ポイントの上昇となり、類似病院平均も上回っている。
老朽化の状況について
平成22~26年度まで病院の建替事業を行っており、平成25年1月に新病棟での診療を開始、平成26年7月にフルオープンした。そのため、有形固定資産減価償却率は類似病院平均と比べて低くなっている。なお、器械備品の更新は指定管理者が行っている。
全体総括
平成25年1月に新病棟での診療開始以降、順次診療体制を整え、紹介・逆紹介を推進するとともに入退院支援を強化し、病床利用率のさらなる向上を目指している。令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の影響が前年度と比較して緩和され、比較的安定した経営状態を維持している。病院建替のために借り入れた企業債の元金償還があり、返済のための資金を確保することも必要となる。また、令和5年度の入院患者1人1日当たり収益は類似病院平均の1.26倍と地域医療支援病院としての役割を果たしているが、材料費対医業収益比率が類似病院平均の1.41倍と、前年度の1.36倍に比べて悪化しているため、効率的な調達と在庫管理の適正化が必要である。今後も継続して健全・効率的な運営について、市と指定管理者で協議・検討していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立奈良病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の奈良市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。