事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 忠岡町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 17,660人 |
| 現在給水人口 | 17,645人 | 給水区域面積 | 325ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率の22年度・25年度が平均値以下となっているのは、職員退職金の支払によるものである。②累積欠損金については、平成16年度で解消している。③流動比率については、22年度については職員に退職金の支払により平均値以下となっている。④企業債残高対給水収益比率について、平均値と大きく乖離しているのは、町域面積が狭隘で大規模な住宅開発もなく、昭和47年度の第4次拡張事業、また、平成3年度には配水設備の大規模改修を実施、その後は企業債の借入額も小額であり、平成14年度の66,730千円をピークに企業債償還額も減少し平成26年度には27,093千円と減少している。⑤料金回収率は、平成22年度は、職員の退職金支払により給水原価が増となり平均値以下となった要因である。⑥給水原価は、22年度2円80銭、25年度3円80銭それぞれ退職金の支払いにより増加している。⑦施設利用率は平均値以上となっているが、昭和47年度に配水能力8,800㎥、給水人口20,000人を目標に定めた数値であり平成26年度末時点では、平均配水量5,579㎥、給水人口17,660人という状況である。⑧有収率は深夜の配水量が増加傾向になれば漏水調査を実施する等、有収率の維持向上に努めている。
老朽化の状況について
各施設については、指標が示しているとおり老朽化しており、更新・耐震化が急務となっている。その中で、平成22年度に作成した配水施設更新計画報告書では、建物の耐震化は、地盤及び地下埋設物の関係で耐震化より建替えの方向で検討。配水管については、老朽管の中でも鋳鉄管を優先に更新すべきであるということで、平成24年度より対象の5.9kmを計画的に更新しており、平成26年度末時点では、921mを耐震管(GX管)に更新済となっている。建物等の配水施設については計画が立たない状態である。①有形固定資産減価償却率及び②管路経年率が平均値以上となっているのは、昭和47年度に第4次拡張事業、平成3年度には配水設備改修が終了し、その後は財政状況等により更新が追いついていないのが要因である。
全体総括
本町においては、少子高齢化(65歳以上が人口の27%)に伴う人口の減、使用水量の減(8㎥の基本水量内が全体の25%)による給水収益の減収、また配水施設の老朽化が水道事業の抱える課題である。給水収益の減少に対処するには経費の削減しかなく、削減策としては人件費の削減ということで、正職員を3人に押さえ、臨時職員でもって業務をまわしている状態である。配水施設の改修については、平成22年度作成の配水施設更新計画報告書があるものの、技術職員が1名であり、現在進めている鋳鉄管の耐震管への更新工事も年間300m程度の進捗状況であり今後10数年かかる見込みであり、建物の改修は目処が立たない状態である。尚、改修が進むにつれ企業債償還金また支払利息・減価償却費の増加に伴い、経営状態の悪化が懸念され、適正な時期に水道料金改定の検討が必要である。
経営状況
収支構造
総額3.3億円
総額3.3億円