大阪府池田市:市立池田病院の経営状況(2022年度)
大阪府池田市が所管する病院事業「市立池田病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
地域医療支援病院として、かかりつけ医の支援など地域医療の充実と効率的な医療提供体制の確保を進めるとともに、救急告示病院として、豊能医療圏における二次救急医療の一翼を担い、安全・安心な医療の提供に寄与している。加えて、大阪府がん診療拠点病院として、地域におけるがん医療の充実を図っている。また、厚生労働省が指定する臨床研修病院として、医科及び歯科の研修医を受け入れ、指導及び研修を実施しており、次世代を担う医師の育成にも注力している。
経営の健全性・効率性について
収益性向上につなげるべく取り組んできた急性期病院としての診療機能の強化・充実に伴い、診療単価は年々上昇しており、入院患者1人1日当たり収益、外来患者1人1日当たり収益ともに前年度を上回った。この二つの数値は、類似病院平均、全国平均を大きく上回っている。医業収支比率は前年度に比べて0.4ポイント上昇し、98.2%となったが、3年連続で医業損失が生じた。経常収支比率については、新型コロナウイルス感染症対応に伴う補助金の受入額の減少に対し、入院・外来の診療単価の上昇による収益の増加によって事業収益を微減にとどめたものの、材料費及び経費の増加で事業費用が増加したため、前年度に比べ2.3ポイント減少の109.9%となったが、3年連続での黒字化を達成した。
老朽化の状況について
平成9年の開院から25年以上が、平成16年完了の増改築事業からも15年以上が経過しており、有形固定資産減価償却率は高くなっている。器械備品減価償却率については、近年、財源を老朽化施設の改修に回し、器械備品の更新等を抑えているため、比率は類似病院の平均値を上回っている。MRIやCT、リニアックといった高額医療機器を保有し、地域の基幹病院として高度な医療が提供できる体制を整えているため、1床当たり有形固定資産の額は類似病院平均値や全国平均よりも高くなっている。
全体総括
診療機能の強化・充実の取り組みが収益性の向上につながっているものの、必要経費である人件費や材料費なども増加傾向にあることから、恒常的な財務体質の改善には至っておらず、累積欠損金比率は、減少傾向にはあるものの、高い水準を維持している。現在、老朽化した施設・設備の改修を順次進めており、当面、その支出は増加していく見込みである。また、来年度以降は、新型コロナウイルス感染症対応に伴う補助金の受入額の大幅な減少が見込まれる。そうした状況下で、医療機器等の更新も並行して実施しなければならず、財政推計を踏まえて計画的に実施する必要がある。市の財政状況も厳しく、一般会計からの繰入金を増額することは難しいため、一層の収益性向上と経費削減が不可欠である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立池田病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の池田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。