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地域において担っている役割南丹医療圏の最終拠点病院であることに高い意識を持ち、近隣の医療機関及び介護・福祉施設との連携を深め「急性期・がん診療を含む高度専門的医療」と「回復期・在宅支援機能」を持ち地域包括ケアシステムにおける中核病院の役割を担い地域完結型医療の提供を目指しています。慢性的な医師不足の中、救急・小児救急・周産期医療等の政策医療の責務も担い地域住民から高い評価を受けています。また南丹医療圏(南丹市・亀岡市・京丹波町)の災害拠点病院として災害医療も担っているとともに地域医療支援病院の承認も受けています。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について令和4年度は、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症が蔓延した1年となりましたが、事業収入については、入院患者数及び一人当たりの診療単価が増加した事により医業収益が増額しました。またコロナ関連の各種支援も引き続きいただいた事も重なり総事業収益も増額しました。分析表で見ると②⑤⑥が伸び、費用面もそれぞれ増額しましたが、医業収益の増額により⑦⑧は低値で推移しています。④については、休床病棟(52床)を含んだものです。上記の結果、単年度黒字決算を6年間継続しており、健全経営を堅持しています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について①建屋の老朽化(本館診療棟築48年・第一病棟築34年・第二病棟及び看護専門学校築20年)が進み類似病院と比較し高値となっています。②器械備品については、当医療圏の要である事の認識を深め、診療内容の充実(高度医療)・患者サービスの向上の為、医療機器等を順次更新及び新規の機器や管理システムを導入しておりますが、類似病院値を大きく上回る高値を示しています。③の1床当たりで見ると類似病院・全国比較において、低値(少額)を示しています。以上の事柄を踏まえ、当院は老朽化の解消に向け新病棟建設の実施設計中です。 |
全体総括令和4年度につきましても、引き続きコロナ禍の1年となりましたが、入院患者数及び診療単価の増加により診療収入が増額しました。今後も引き続き当医療圏の拠点病院として、各医療機関との連携強化、政策医療の提供、患者及び医業収益の確保及び経営の安定化を図り、高齢化が進む当医療圏の患者ニーズに応えるべく課題である老朽化の進む施設建屋の建替えについて計画を進めています。また、地域医療支援病院として地域医療の充実・地元地域完結型医療を掲げ、地域住民の皆様に安心・安全な医療の提供に努めてまいります。 |
出典:
経営比較分析表
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