事業・施設概要
| 都道府県 | 滋賀県 | 経営主体 | 甲賀市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 90,243人 |
| 現在給水人口 | 90,113人 | 給水区域面積 | 20,490ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性については、①経常収支比率と⑤料金回収率が共に100%を超えており、黒字経営を維持し、経営に必要な経費を料金で賄うことができている状況を表しています。また、類似団体平均値や全国平均値をともに上回っており、収支は健全な水準にあると言えます。今後も黒字経営を維持できるよう効率化を図り、経営健全化に努めます。経営の効率性については、⑥給水原価が、昨年度に比べ0.26円の微増となりました。甲賀市は給水区域が広範囲にわたることや、地形的な問題から施設を多く抱えており、経常費用(減価償却費や施設の維持管理に係る費用)が多いことから類似団体平均値や全国平均値をともに上回っています。施設の稼働が収益につながっているかを判断する⑧有収率は微減しており、漏水等による収益につながらない配水が増加していると考えられます。給水人口の減少に伴い配水量も減少していくと考えられることから、引き続き漏水調査や老朽管の更新等を実施していきます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均値より老朽化度合いは低いと言えますが、年々増加し老朽化度合いが進んでいます。③管路更新率は、今年度は類似団体を下回る値となっていますが、コロナ禍等の影響により多くの工事等が繰越となったためです。経年化率は次第に進行していくため、今後も計画的に管路の更新を進めていきます。
全体総括
経営の健全性においては、経常収支比率及び料金回収率が近年は毎年100%を超えており、現状は良好であると言えます。しかし、給水人口の減少や節水型社会の浸透により、水需要の増加は見込めない状況です。加えて施設の老朽化により、今後厳しい経営状況を迎えると考えられます。平成30年度に策定した第2次甲賀市水道ビジョンに基づき、老朽施設の更新を計画的に進めながら、健全で効率のよい経営を維持していくため、中長期的な財政計画に基づく経営を行うとともに、水需要の変化を敏感にとらえ、計画の見直しを柔軟に行っていく必要があると考えます。
経営状況
収支構造
総額28.4億円
総額24.4億円