事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 川根本町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D2 | 行政区域内人口 | 7,643人 |
| 現在給水人口 | 7,135人 | 給水区域面積 | 1,095ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
水道事業の健全な運営の指標として、①収益的収支比率と⑤料金回収率が100%を超えることが求められる。しかし、本町はいずれも大きく下回っており、一般会計からの繰り入れ等を含めても赤字の状態である。平成23年度の数値が特に低いのは、同年に大規模な改良工事を行ったため。④企業債残高対給水収益比率は平均より低く、平成24年度から改善傾向にあるのは、過去の企業債の返還の完了が進んでいるため。企業債の返還は進んでいるものの、赤字経営のため経営改善が必要である。古い施設を中心に⑧有収率が低下しているため、配水管の老朽化により漏水が増えていると考えられる。また、⑦施設利用率は有収率の低下の影響を受けて低くなっている。施設の効率的な運用をはかるには、有収率の向上が有効と考えられる。
老朽化の状況について
北部地域の施設の老朽化がすすんでおり、施設の更新が必要である。厳しい財政状況の中での更新となるため、特に重要度の高い配水池から更新している。有収率向上のための管路の更新については、ポンプ(電気料)を使用する地区から優先的に進めているが、③管路更新率のとおり十分に実施できていない。
全体総括
平成17年度に中川根町と本川根町が合併して川根本町となった後、平成21年4月に料金統一により値上げを実施しているが、現状では十分な水道料金収入を得られていない。安定的な水道事業の運営のため、平成28年度に公営企業会計への移行を検討する財政シミュレーションを行い、あわせて水道料金の値上げを検討している。経営改善に加えて、将来の施設更新費用を含めて検討するため、水道料金の値上げのみで対応した場合は、近隣市町との公平性が保たれない可能性がある。このため、一般会計からの支援などについても検討を行いたい。
経営状況
収支構造
総額1.4億円
総額9,309.6万円