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静岡県小山町:電気事業の経営状況(2020年度)

収録データの年度

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事業・施設概要

都道府県静岡県経営主体小山町
事業名電気事業会計適用区分法非適用
類似団体区分最大出力165kW
年間発電電力量322MWh水力発電最大出力0kW
太陽光発電最大出力0kW風力発電最大出力0kW
ごみ発電最大出力0kW

注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。

経営状況

総収益・総費用

収支構造

①収益構造

総額1,467.3万円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額2,022.2万円

④費用構造のスカイライン分析

経営の状況について

環境と経済の好循環を図り地域の活性化と林業の発展に寄与するため、未利用間伐材による木質ペレットを発電資源とした「森の金太郎発電所」木質バイオマス発電事業を開始した。森の金太郎発電の年間電力料収入については、平成30年度決算の売電は太陽光発電のみであり、令和元年から安定稼働に向けて運転調整を行い徐々に増加したが、令和2年7月4日の発電所火災により運転が停止となり、令和2年度は3か月分の電力料収入となっている。純損益については3年連続で赤字収支となっている。よって経営状況は厳しい状態である。

①収益的収支比率
②営業収支比率
③EBITDA

経営のリスクについて

令和元年度から本格稼働を開始し、設備利用率については令和元年度に平均値を上回る約40%となっていた。しかしながら、火災により運転停止となった令和2年度の設備利用率は約22%となり、資源エネルギー庁が設定している木質バイオマス発電所の設備利用率が87%(専燃)となっていることから、稼働率の向上が大きな課題と言える。また、企業債残高対料金収入が高いことも経営リスクといえる。本発電事業は企業債を活用しており、補助金を除いたほとんどの整備費用を企業債で賄っていることから、20年間という長期にわたって企業債を返済していくこととなる。そのため、国の固定価格買取制度を活用した20年間におよぶ事業であることを踏まえ、発電資源となる品質の良い木質ペレットを安定的に供給し高稼働を維持して安定的な売電収入を得る必要がある。そして売電収入のみでは収支を安定させていくことが難しいことから、将来的に熱供給事業を開始するため、熱供給を必要とする企業の誘致も行っていく必要がある。さらに、FIT収入割合が100%と高い比率となっており、19年後の固定買取制度終了後に買取単価が下落することが予想され、当該リスクへの対応の検討も必要である。これらのリスクを軽減していくため以下の対応を行っていく。経営リスク回避①発電事業の運営は業務委託しており、安定稼働に不可欠な木質ペレットの品質向上及び安定供給を委託業者と協力して行っていく。経営リスク回避②毎月・毎年の稼働状況に応じて、想定試算をするなど収支計画を更新し経営方針について検証する。収支計画には設備の老朽化に伴う発電システムの修理費などを盛り込み将来予測に基づいた実現性のあるものとする。また、熱供給事業の計画についても、収支計画に盛り込み事業進捗を検証していく。経営リスク回避③19年後の固定価格買取制度終了後の運営・経営体制について、外部の有識者の助言を基にしながら検討していく。

①設備利用率
②修繕費比率
③企業債残高対料金収入比率
④FIT・FIP収入割合

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2020年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

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