事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 西伊豆町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 6,761人 |
| 現在給水人口 | 6,754人 | 給水区域面積 | 2,712ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
【経常収支比率】100%以上となっているものの、新型コロナウイルスが蔓延した令和2年度を境に比率が大きく減少した。主な要因は、給水件数の減少と1件当りの使用水量の減少による給水収益の減である。投資活動による配当金収入があったことから、令和4年度に比べ、数値が増加した。【流動比率】【企業債残高給水収益比率】二つの指標とも類似団体平均、全国平均との差が著しく大きい。これは、近年、企業債等の借入れをしていないことによる。他方、老朽化の指標が悪化しており、水道施設等の必要な更新を先送りにしてきたことが伺える。【料金回収率】【給水原価】給水原価の内訳をみると、6割は減価償却費と人件費であるが、電気料金、修繕費等の変動費が原価の増減に影響を及ぼしており、今後の電気料金の高騰、施設の老朽化に伴う修繕費の増加に注意が必要である。施設更新が進むにつれて減価償却費の増加と共に給水原価の上昇が予想される。現在は料金回収率は100%を上回っており、健全な運営が行われている。【施設利用率】配水能力が過大になっており、ダウンサイジング等、施設の効率化に向けた検討が必要である。
老朽化の状況について
老朽化度合いを示す【有形固定資産減価償却率】【管路経年化率】は類似団体平均、全国平均を大きく上回っており老朽化が進んでいる。【企業債残高対給水収益比率】【管路更新率】が極めて低いことから、必要な更新を先送りにしてきたことが伺え、特に管路の老朽化が顕著であり、更新に係る投資を増やす必要がある。水道ビジョン及び経営戦略では、配水池の耐震化を最優先としており、管路の更新は配水池耐震化完了後に計画しています。
全体総括
現時点では、当町の経営状況は概ね良好に見えますが、人口減少等により給水収益は減少傾向にあり、水道施設等の耐震化及び更新を控え、また、動力費や修繕費も増加していることから、今後、厳しい状況になっていくことが予想されます。このため、計画的な施設整備と料金設定が求められることから、水道ビジョン及び経営戦略に基づき、施設の維持管理と経営の健全化に向けた取り組みを着実に進めて行きます。
経営状況
収支構造
総額1.9億円
総額1.7億円