事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 南箕輪村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 15,979人 |
| 現在給水人口 | 14,224人 | 給水区域面積 | 2,025ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当村では経常収支比率が100%以上になっていることから、昨年度同様に黒字経営を維持しています。企業債残高対給水収益比率は類似団体平均値より低い数値になっており、将来にわたる公債費負担も低くなっています。また、施設利用率が平均値より高く、給水原価が平均値より低く、料金回収率が平均値より高いことから、既存の施設を有効に活用して安価な給水原価を生み出し、給水収益でその費用を賄い、健全な事業経営となっています。有収率は昨年度と比較すると改善が見られ、類似団体平均値より高い数値を維持しています。引き続き漏水の恐れのある老朽化した管路の更新等、有収率向上に努めてまいります。
老朽化の状況について
法定耐用年数を迎える固定資産が多くなっていることを示す有形固定資産減価償却率が平均値よりも高い数値になっています。また、法定耐用年数を経過した管路を示す管路経年化率は昨年度と同様に平均値より低い数値となっていますが、法定耐用年数を経過する管路の増加が見込まれることから、収支や経営状況を踏まえ、重要施設に接続する基幹管路の更新を中心に計画的かつ効率的に老朽管の更新を行ってまいります。
全体総括
・当村の人口はほぼ横ばいに推移しており、前年度同様の給水収益により給水費用を賄えていますが、将来訪れる人口減少時代による収益減少や近年の人件費、物価高騰による営業費用の増加などの状況を見ながら、適正な料金体制の見直しなどを検討していく必要があると思われます。・法定耐用年数を経過する配水管の更新については、有形固定資産減価償却率が高く経営収支比率が良好であることから、結果的に必要な更新事業を先送りしてきたと推察されます。・上水道事業に携わる人材確保が難しくなってくることが予想されることから、ウォーターPPPなどの官民連携方式を検討する必要もあると思われます。・水道ビジョンの更新計画や今後の経常収支予測、資産状況の見通しを踏まえ、令和11年度までの上下水道耐震化計画を策定しました。計画に基づき老朽化した配水管等の更新を進め、引き続き水道事業の健全化を図っていきます。
経営状況
収支構造
総額2.6億円
総額2.3億円