事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 千曲市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 60,863人 | 現在処理区域内人口 | 4,669人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,523人 | 現在処理区域面積 | 348ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,778m³/日 | 下水管布設延長 | 49km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、企業債支払利息の減少などにより100%を上回り経営の安定化が図られていますが、累積欠損金比率が発生しているため、経営改善の必要があるといえます。②累積欠損金比率は、平成26年度以降については純利益が生じ数値が改善されてきているものの、多額の累積欠損金を抱え全国平均及び類似団体平均を上回るなど厳しい状況が続いています。③流動比率は、平成24年度以降、多額の現金預金不足の影響で大きくマイナスとなっており、債務に対する支払能力がなく、厳しい状況が続いています。④企業債残高対事業規模比率は、企業債現在高の減少などにより改善が図られ、全国平均及び類似団体平均を大きく下回り、適切な水準となっています。⑤経費回収率は、全国平均及び類似団体平均を大きく上回り、料金水準は適正といえます。⑥汚水処理原価は、平成24年度の処理施設大規模修繕実施により数値が悪化しましたが、その後は年々減少しており、全国平均及び類似団体平均を大きく下回り適切な水準となっています。⑦施設利用率は、全国平均及び類似団体を上回っており、適切な施設規模を維持しています。⑧水洗化率は、90%台と全国平均及び類似団体平均を上回っていますが、100%を目指して接続率の向上に努めていきます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、全国平均及び類似団体平均より若干高い数値となっていますが、ほぼ同程度の老朽化度となっています。②管渠老朽化率は、比較的施設が新しく法定耐用年数を経過した管路延長がないため、該当はありません。③管渠改善率は、比較的施設が新しく改善管渠延長がないため、該当はありません。
全体総括
下水道事業会計(公共下水道事業と農業集落排水事業の2事業で構成)としては、平成27年度に累積欠損金が解消され経営状況は安定してきました。しかし、農業集落排水事業単独では、現金預金不足や多額の累積欠損金を抱えており、経営状況は極めて厳しい状況となっています。水洗化率は約96%と今後の有収水量の大幅な増加は見込めず、給与費や動力費などの経費を削減しても収支ギャップ解消の目処がたたないことから農業集落排水事業を公共下水道施設に接続し、事業統合を図る計画を予定しています。具体的には、平成32年度(2020年)から3施設のうち倉科地区の農業集落排水施設から接続計画を開始して、順次残りの2施設(森・羽尾)も接続し事業統合を図ることで安定的な経営を目指します。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.9億円