事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 丹波山村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 565人 |
| 現在給水人口 | 557人 | 給水区域面積 | 37ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
人口減少による水道料金収入の減少に伴い経営は今後厳しくなっていく状態である。平成29年度からは、住民の8割が住む丹波地区の小峰山浄水場の膜ろ過工事を行っていることから、多額の企業債の借り入れが必要となっており、水道管等の老朽化施設の修繕費用も増加していく事から収益的収支比率が減少していくことが予想される。企業債残高対給水収益比率については浄水場工事のための地方債の増加により類似団体平均を大幅に上回っており、経営状況の健全性は低いと言える。水道料金の徴収はほぼ毎年100%となっているが、水道料金が低く設定しており値上げも考えなければならないが住民の理解も必要となりすぐには対応できないため引き続き一般会計よりかなりの繰入をして事業を実施していく状態である。給水原価は、類似団体と比較してかなり上回っているので、継続して維持管理費の抑制に努める。また、施設利用率は人口が少なく通常の使用量が少ないが温泉施設や観光施設の繁忙期における使用量が多いためそこに合わせているので低くなってしまう。有収率の数値は、横ばいで推移しているが引き続き漏水箇所の確認と修繕を行っていくものである。
老朽化の状況について
昭和40年代に建築された浄水施設の老朽化が激しく、平成29年度に施設設計、平成30・31年度で改修工事を行っている。管路については古い塩ビ管が多くあり破損が続いている。国道、県道、村道の舗装下の管路についてはなかなか更新が出来ないが関係各課と協議し、進めていく予定である。平成29年度から施設改修が始まっているが過疎債、簡水債の借り入れが増えていることから今後は収益的支出比率が悪化する事が確実である。施設改修工事には多額の費用が必要となるが、水道は住民生活に必要なため事業を推進しより安全な水道水の給水に努めていく。
全体総括
経営の健全性は人口減少により厳しい状況が続く。一般会計からの繰入金による経営は今後も続いていくが、生活するための重要なインフラなので整備するものは整備し、支出の見直しができるところは経費削減に努め、水道料金の見直しも進めながらより健全な経営に取り組んでいく。老朽化対策は課題が多くあるが計画的に限られた予算の中で進めていく予定であり、管破裂等課題が山積している状況ではあるが毎年少しずつでも対応していくよう努めていく。
経営状況
収支構造
総額3,338.8万円
総額3,087.7万円