事業・施設概要
| 都道府県 | 新潟県 | 経営主体 | 出雲崎町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 3,955人 | 現在処理区域内人口 | 1,580人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,515人 | 現在処理区域面積 | 147ha |
| 晴天時現在処理能力 | 707m³/日 | 下水管布設延長 | 33km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支は、農排事業を運営していくための維持管理費と起債償還が、料金収入と繰入金で賄えているかの比率です。収入不足を示していますが起債元金償還に係る繰入金を考慮すれば100%となります。収支バランスは保たれますが、起債償還の大部分を繰入金で賄っている状況です。④企業債残高対事業規模比率は、起債の残高から基準内繰入を除いた金額を単年度の営業収入で除した数値です。昨年度とほぼ横ばいでした。⑤経費回収率は、本来使用料で賄うべき経費をどの程度使用料で負担できているかの数値で、料金収入を維持管理費と公費負担以外の起債償還金で除しています。起債償還のピークを過ぎているため改善傾向です。⑥汚水処理原価は、維持管理と公費負担以外の起債償還を年間の処理水量で除した数値、汚水処理1m3あたりいくらかかっているかの金額ですが、改善傾向です。⑦施設利用率は、処理場の日平均処理水量を施設最大処理能力で除した数値です。人口減少に伴う処理水量が減少しており、今後も人口減少が懸念材料となります。⑧水洗化率は、住民のご理解もあり類似団体と比べ高い数値です。
老朽化の状況について
マンホール、管渠とも耐用年数50年のところ古いもので経過年数31年です。管渠清掃、点検により耐用年数の延伸を目指します。3箇所あった処理場のうち松本地区については、令和3年度末に出雲崎地区に統合しました。出雲崎地区については、平成25年度から平成27年度に処理場の設備更新対策事業に取り組み、機能回復を行いましたが、電気機械設備の多くが耐用年数を迎えており、対策が必要な状況です。赤坂山地区については今後10年を目途に機能回復事業の検討が必要です。
全体総括
収益的収支、経費回収率、汚水処理原価とも起債償還額の減少等により昨年度より改善を示していますが、償還金のほとんどは繰入金に頼っている状況です。料金は類似団体に比べ高額であり、水洗化率も高いため、大幅な収入増は見込めない状況です。今後もしばらくは基準外繰入が必要となります。建設に係る起債償還は、減少しながら令和13年度に終了するため、処理場の維持管理費を縮減させながら施設の延命化を行います。また、処理場更新費用が増大する前の段階で下水道への統合を視野に維持管理費の縮減に努め、人口減少による料金収入減へ対応します。上記方針を戦略的に実施するため今後10年間の経営戦略を平成29年1月に策定しました。令和6年4月1日から地方公営企業会計へ移行しており、令和7年度に改めて経営戦略の見直しを行います。
経営状況
収支構造
総額6,596.2万円
総額3,565.0万円