事業・施設概要
| 都道府県 | 東京都 | 経営主体 | 八王子市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Ac1 |
| 行政区域内人口 | 561,055人 | 現在処理区域内人口 | 557,234人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 544,948人 | 現在処理区域面積 | 8,394ha |
| 晴天時現在処理能力 | 72,600m³/日 | 下水管布設延長 | 2,101km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成19年度に下水道整備が概成し、市債の借入額が減少したことから企業債残高は年々減少している。そのため、④企業債残高対事業規模比率は右肩下がりの傾向にあり、類似団体の平均値より低い水準を保っている。⑤経費回収率は横ばい、⑥汚水処理原価は右肩上がりの傾向にある。これは汚水処理費用の増加及び有収水量の減少によるものである。高い水洗化率と人口推移の状況から、今後有収水量の大幅な増加は見込まれないため、汚水処理費用の縮減が求められる。⑦施設利用率については、類似団体平均値より大幅に高いが、これは東京都の流域下水道に流入する処理水量が含まれているためである。北野下水処理場の処理水量のみで算出すると約83%となるが、類似団体平均より高い数値である。⑧水洗化率については、平成21年度から23年度にかけて実施した接続促進強化期間の効果により大きく向上し、その後も向上を続けている。
老朽化の状況について
5ヶ年の期間では、平成21年度より実施している耐震化工事に加え、25年度に策定した長寿命化計画に基づき、26年度より長寿命化工事に着手したため、管渠改善率が向上している。平成19年度に下水道整備が概成したが、集中して整備を行ってきたことから、今後の更新対策が課題となっており、耐用年数を踏まえた更新事業により、管渠改善率が大きくなる時期が見込まれる。
全体総括
概成した後は、高い水洗化率と人口推移の状況から、今後使用料収入の大きな増加は見込まれない。そのため、適正な使用料収入の確保及び汚水処理費用の縮減が求められる。また現在の汚水処理費用に含まれる元金が大きく影響しているが、中長期的には元金の見通しから指標の改善が考えられる。また、今後は老朽化が進む下水道施設の更新対策が課題であるため、管路内調査や耐震診断の結果に基づき、将来の公債費負担を考えて事業の平準化を図りながら更新事業を行っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額118.9億円
総額62.8億円