千葉県鋸南町:国保鋸南病院の経営状況(2018年度)
千葉県鋸南町が所管する病院事業「国保鋸南病院」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
町内及び半径5kmの周辺地域で、急性期の入院医療を提供できる唯一の病院であり、また地域医療に資するため、2次救急を提供する病院としての役割を担っています。さらに、町の事業である検診を人的並びに施設的に協力しているとともに、町内の診療所及び介護施設等との連携を図り、健康増進に貢献しております。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、一般会計から従来8,000千円の繰入れを行っておりましたが、平成26年度、27年度と経常収支比率が著しく低くなったことにより平成28年度には40,000千円を一般会計から繰入れたこと並びに入院収益の増により比率が上がりました。しかし平成29年度から入院収益・外来収益が下がり、平成30年度には患者数の低迷により平成31年2月に療養病床を閉鎖せざるを得なくなったことで、30,000千円の追加繰入を行い、70,000千円の繰入れを一般会計から受けております。年々、一般会計への依存度が大きくなってきております。医業収支比率は、不採算である救急医療を提供していること並びに療養病床における丸めの診療報酬の影響が大きく年々低下傾向にありましたが、平成30年度は全体的に患者数が少なくなり、平均を下回る結果となりました。人口減に加え、在宅から施設への入所、新規患者の定着が進まない等が考えられ、早急な対応が必要と考えます。入院患者1人1日当たり収益が平成26年度から急激に低くなった原因は、診療報酬単価の低い療養病床が、平成26年10月から稼働したことによるものです。高齢化率46%を超える当町においては、中山間という地域性からも長期入院ができる病床の確保は必須であると考え、維持しておりましたが、平成30年度に入り利用率の低下が顕著となり病床の維持が困難となりました。外来患者1人1日当たり収益は、慢性的疾患の治療をされている高齢者が多いことから低く推移しております。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均値を上回り、老朽化する医療機器等が年々増加する傾向にあります。老朽化による事故や故障を防ぐためには、点検や修繕など適切な維持管理や整備することにより延命化を図る、また、経営に影響を及ぼさないよう計画的な更新を実施していく必要があります。
全体総括
救急医療体制の維持及び高度医療が実施できない体制から収益の顕著な増加は見込まれず、人口減・高齢化がさらに進んでいくことを鑑み、今後も一般会計からの繰入れが大きく経営に影響を及ぼすものと考えられます。施設並びに医療機器等の更新も実施していく上で経営基盤の強化、費用の更なる節減に取り組む必要があります。今後も施設基準等を遵守し、人員の配置も考慮しながら経営の安定を図って参ります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保鋸南病院の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鋸南町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。