千葉県柏市:柏病院の経営状況(2023年度)
千葉県柏市が所管する病院事業「柏病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
急性期医療を担う地域の中核病院として,診療科目16科,病床数200床の規模で,指定管理者制度(利用料金制)のもと運営を行っています。令和5年度は新型コロナウイルス感染症が5類感染症となって以降も,感染者の入院診療や発熱外来,新型コロナワクチンの予防接種を実施しました。また,市立柏病院に期待される役割のひとつである小児二次医療体制の充実に向け,医師の体制の整備や,令和元年度から一般入院を開始するなどの取組を進め,令和5年度も前年度と比べ入院患者が大きく増えました。
経営の健全性・効率性について
昨年度に引き続き,新型コロナウイルス感染症患者の入院診療を実施したことから,病床利用率は58.2%にとどまりました。医業収支比率は92.2%と昨年に比べ6.8ポイント減少し,病床利用率は向上したものの,入院患者・外来患者1人1日当たりの収益が減少したことが影響しました。費用面においては,職員給与費が増加傾向にありますが,過去5年間,累積欠損金の発生はありません。経常収支比率が98.2%と平均値は上回っているものの,感染症対応に関する補助金が減少したことなどにより,昨年に比べ24.2ポイント減少しました。材料費対医業収益比率は,薬の処方を院内処方と院外処方の選択制を採用しているため,平均値を上回っていますが,院外処方箋の発行率が増加していることや,後発医薬品の使用促進が進んだことにより,減少傾向となっています。
老朽化の状況について
建物及び設備は,国からの有償払下げを受けた旧国立病院時代のものを使用しており,築45年を経過しているため,老朽化が著しい状況です。これまで,レイアウト変更や改修工事を行っていますが,大型化が進む現在の医療機器の設置が難しく,医療環境への対応が困難な状況です。その結果,固定資産全体の償却率は経過年数に伴い増加し,器械備品の多くは法定耐用年数を超過しています。こうした中,今後も病院としての機能・役割を果たすためにも,建替えの必要があるとされてきましたが,令和3年度に現地での建替えを表明しました。令和5年度は設計業者を選定し,前年度に策定した「柏市立柏病院再整備基本計画」をもとに基本設計に着手しました。
全体総括
令和5年度は病床利用率が向上したものの,感染症対応に関する補助金が減ったことなどにより収支比率が減少しました。今後も感染症対応が求められますが,病院を安定的に継続して運営するためには,経営力を強化し,安定した経営基盤を確立する必要があります。また,病院の建替えを行うには多額の事業費を要することから,病院事業債の償還や減価償却費の増大といった経営的なリスクも念頭においた運営が求められます。『柏市立柏病院経営強化プラン』で定めた目標達成に向けて,引き続き,救急患者の積極的受入れや,地域の医療機関との連携強化による紹介・逆紹介の推進,病床利用率の向上,費用抑制等に取り組むなど,より一層の経営改善に努めます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
柏病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の柏市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。