千葉県柏市:柏病院の経営状況(最新・2024年度)
千葉県柏市が所管する病院事業「柏病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
国から旧国立病院の譲渡を受け,平成5年7月に診療科目4科・病床数100床で開院した以降,医療需要の変化などに対応し,現在は診療科目17科,病床数200床の急性期医療を担う東葛北部保健医療圏の二次医療機関として,また,小児医療や感染症対応など不採算医療を担う公立病院として重要な役割を担っている。令和6年度は,救急外来専門医の週4日間配置による救急車受入件数の増加,地域医療連携による紹介患者数の増加,小児患者の救急車受入件数及び入院患者数の増加など,多くの市民ニーズに寄与した。
経営の健全性・効率性について
病床利用率は68.3%となり,前年度比で約10ポイント増加したが,全国的な受療率低下の傾向も影響し,コロナ禍前の水準には至らなかった。医業収支比率は79.6%となり,前年度比で12.6ポイント減少した。収益は,入院患者1人1日当たりの収益減少や感染症患者の減少による外来患者数の減少が影響しており,費用は,診療材料費や人件費,委託費等の増加が影響している。材料費対医業収益比率は,診療材料費が増加した一方,薬の処方について,院内処方から院外処方への移行に取り組んでおり,院外処方箋の発行率が増加していることや後発医薬品の使用促進が進んだことにより,減少傾向となっている。
老朽化の状況について
建物及び設備は,国からの有償払下げを受けた旧国立病院時代のものを使用しており,築45年以上経過しているため,老朽化が著しい。これまで,建物内のレイアウト変更や改修工事を行っているが,診療科目や受入れ患者数の増加に伴い狭あい化が進み,これ以上の機能拡大は困難な状況となっている。また,病院建替えの可能性があることを見据え,過去数年間は設備投資を抑制してきたことから固定資産全体の償却率が上昇し,機器備品の多くは法定耐用年数を超過している。このような中,今後も公立病院としての機能・役割を果たし,より良い医療環境を提供するため,令和3年度に現地建替えを表明した。令和6年度は新病院の基本設計が完了したが,建設費の高騰により施工予定者から提示された概算工事費が想定を大きく上回ることから基本設計を見直すこととした。
全体総括
令和6年度は病床利用率が改善したものの,給与費などが増えたことなどにより収支比率が減少した。病院を安定的に継続して運営するためには,経営力を強化し,安定した経営基盤を確立する必要がある。また,病院の建替えを行うには多額の事業費を要することから,病院事業債の償還や減価償却費の増大といった経営的なリスクも念頭においた運営が求められる。引き続き,『柏市立柏病院経営強化プラン』で定めた目標達成に向けて,救急患者の積極的受入れや,地域の医療機関との連携強化による紹介・逆紹介の推進,病床利用率の向上,費用抑制等に取り組むなど,より一層の経営改善に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
柏病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の柏市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。