事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 旭市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 62,280人 |
| 現在給水人口 | 56,273人 | 給水区域面積 | 11,425ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
1-①経常収支比率、1-⑤料金回収率については、類似団体、全国平均を下回っているが、令和4年度から収益的支出の繰越があり、支出が増加したことによるもので、一時的に減少したものである。1-③流動比率については、前年度と比較して減少したものの、類似団体や全国平均に比べ高い水準で推移している。1-④企業債残高対給水収益比率については、類似団体や全国平均よりも低い水準で推移しているが、今後、更新時期を迎える資産が多くなることから割合が高まる可能性がある。1-⑥給水原価については、236.95円と類似団体や全国平均よりも高い水準となっており、これは令和5年度決算で経常費用に対する受水費の割合が約57%となっていることが表すように、本市の地理的な要因から全量を受水に依存しており、受水費の負担が大きいことによるものである。なお、県の基準給水原価よりも給水原価が高いことから、平成30年度より一般会計から基準外繰入を行い、令和元年度からは県の市町村水道総合対策事業補助金を受けている。1-⑦施設利用率については、配水量の減少に伴い、減少となっている。1-⑧有収率については、類似団体や全国平均より高いものの、漏水量の増加から減少傾向となっている。
老朽化の状況について
2-①有形固定資産減価償却率は、類似団体や全国平均よりも高く、2-②管路経年化率は全国平均をを下回っているものの、類似団体と同等で、施設全体として更新時期を迎える資産が多くなっている、令和4年度からは耐用年数を超える管路が大幅に増え、また、電気設備では耐用年数を経過しているものも多い。2-③管路更新率は、類似団体や全国平均を下回っている。今後は、「旭市水道事業ビジョン」及び「旭市水道耐震化計画」から成る旭市水道事業長期計画により、配水場施設や基幹・重要給水管路の耐震化を進めるとともに、将来の更新需要に備え、現在の経営状況を維持しつつ、計画的な施設更新を行っていく。
全体総括
経営状況については、比較的良好な状態を維持しているものの、高い給水原価が課題であり、有収率の低下が示すように管路の老朽化が進行している。また、今後の管路や施設の一斉更新の到来による資本費の増加など更なる給水原価の上昇や、人口減少に伴う給水量や給水収益の減少も見込まれており、今後の経営における懸念材料は多い。老朽化への対応としては、配水施設や基幹・重要給水管路の耐震化を進めるとともに、動力費の抑制や施設の効率性を高めるため、自然流下方式による配水区域の拡大など配水区域の適正化を行っていく。
経営状況
収支構造
総額14.9億円
総額14.1億円