事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 松戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 494,733人 |
| 現在給水人口 | 78,821人 | 給水区域面積 | 780ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、会計基準の見直しにより平成26年度に改善されている。平成29年度は平成28年度と比較して当該値が上昇しているが、給水収益以外の収益の増加及び支出の削減によるものである。料金回収率については平成28年度よりも増加しているが、依然として全国平均値を下回っており、給水に係る費用を給水収益以外の収益に依存している状態である。要因としては、給水人口の伸び悩み、使用者の節水意識の定着、節水型機器の普及等による有収水量の減少に伴う給水収益の減少が挙げられる。加えて、平成8年度以降において消費税増額以外の料金改定を行っていないことも影響している。一方、累積欠損金比率は0%を維持している。流動比率は平成28年度よりも増加しているのに対し、企業債残高対給水収益比率は減少しているものの、短期的な支払能力に問題は無い。効率性の面では、施設利用率及び有収率は全国平均よりも高い数を示しており、施設規模は適切であり、施設の稼働状況が収益に反映されていることが分かる。しかし、料金回収率の値が全国平均よりも低いうえ、給水原価の値については全国平均よりも高い状態が続いている。これは施設の維持管理や更新事業等に係る費用が影響しており、今後もこの状況は継続されていくと考えられる。
老朽化の状況について
平成25年度までは石綿管更新事業を推進していた為、管路経年化率は全国平均と比較して良好な値を示していたが、その後は浄・配水場施設の更新に重点を移したため、平成26年度以降は4%後半から5%後半で推移している。また、有形固定資産減価償却率の値は、全国平均と比較して下回ってはいるものの年々増加しており、老朽化している施設の更新が必要である。
全体総括
老朽化の状況が全国平均の値と比較して良好な状態にあることは、石綿管及び浄・配水場施設の更新を行ってきた成果といえる。その反面、経常収支比率、料金回収率、給水原価については全国平均の値と比較して不良な状態が続いている。今後も老朽化した浄・配水場施設の更新や耐震化、管路更新等にかかる費用が見込まれるため、財政収支の見通しを考慮しながら効率的・計画的に施設を整備し、安心して使用できる水の安定供給が継続できるよう運営を行っていく。
経営状況
収支構造
総額15.9億円
総額14.8億円