群馬県吾妻広域町村圏振興整備組合(事業会計分):中之条病院の経営状況(2023年度)
群馬県吾妻広域町村圏振興整備組合(事業会計分)が所管する病院事業「中之条病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
吾妻構想区域で唯一の精神科病院として、地域における精神医療の中核を担っている。入院患者の80%が吾妻郡の住人である。地域に根差した精神科病院として他医療機関をはじめ精神障害者の保健福祉に関わる各関係機関、介護施設等と連携を密に図り、精神障害者が地域で安心して暮らせるよう医療を提供している。過疎化高齢化が著しく、認知症の高齢者も増加傾向にあり地域包括ケアシステムにおける精神医療面での役割も大きくなっている。吾妻保健福祉事務所や各町村の保健・福祉の担当者と定期的に患者さんの支援会議を開催し、より良い医療を検討するなどネットワークを構築する役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は前年比入院延数減の影響で入院収益の減収で、類似病院より下回っていた。②医業収支比率においては類似病院より上回っていた。③開院依頼黒字経営であったがコロナ禍によって入院患者の受け入れ停止などにより赤字になってしまった。④病床利用率は全国・類似病院より上回っているが、毎月の入院数、退院数が同じくらいであり、前年比減である。⑤入院患者一人一日当たり収益が全国・類似病院より下回っており収益増が検討課題である。⑥外来1人1日当たりは上回っている。⑦給与費対医業収支比率は毎年同比率で類似病院より下回っている。⑧材料費対医業収益比率は類似病院より上回ってはいる。⑨累積欠損金はない。
老朽化の状況について
①②有形固定資産・器械備品減価償却率は類似病院とほぼ同じで、築46年経過し給排水をはじめとする設備面や施設に、改修が必要な箇所が多くみられるようになってきた。器械備品は医療行為に支障をきたさないよう耐用年数をみながら、更新を行っている。③1床当たり有形固定資産は全国・類似病院より大幅に下回っており、健全性は確保されていると考えられる。
全体総括
指定管理者制度の利用料金制を導入しており、指定管理者である吾妻郡医師会とも、契約更新し、安定した経営状態である。精神科病院として、入院・外来を中心とした精神医療の提供を行っており、精神保健福祉士の訪問看護も行っている。地域医療を担う精神科病院として、他医療機関等の協力を得て、より充実した質の高い精神医療の提供に努め、末永く存続しなければならないと考えている。そのためこれまで同様、経営の効率化や諸経費削減に努め、安定的な経営の継続ができるよう努力することが検討課題である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
中之条病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の吾妻広域町村圏振興整備組合(事業会計分)リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。