事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 境町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 25,000人 | 現在処理区域内人口 | 4,017人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,713人 | 現在処理区域面積 | 252ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,881m³/日 | 下水管布設延長 | 67km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、収益が減少したことにより前年度より1.35ポイント減少した。支出の大部分を占める地方債償還金が今後も数値へ影響すると予測される。総収益における繰入金の占める割合が高く、繰入金に依存した収支となっているため、使用料見直し等を含め、経営改善に向けた取組みを目指す。④企業債残高対事業規模比率では、事業が完了しているため、今後大幅な上昇はないものと見込んでいる。⑤経費回収率では前年度に引き続き類似団体平均値を上回っているが、経費の一部を一般会計からの繰入金で賄っている現状から、維持管理費用の節減や接続率向上に向けた更なる啓発が必要と思われる。⑥汚水処理原価において、前年度に引き続き平均値を下回っているが、処理施設の経年劣化による維持管理費の増加等が汚水処理費に影響している。有収水量を増加させるためにも今後接続率の向上を目指していく。⑦施設利用率は平均値よりも高い状況であるため、今後も処理能力に注視しつつ、適正に施設が稼働するよう努める。⑧水洗化率は,比較的高い水準にあり,ほぼ横ばいの数値で推移している。引き続き接続の推進を図っていきたい。
老朽化の状況について
③管渠改善率の指数は0%であり、類似団体と比較して低い数値となっている。その要因としては、管渠の更新・改良の時期に至っていないことが考えられる。しかし、将来的に老朽化による更新・改良時期を迎えることから、最適整備構想に基づき管渠の機能保全を実施していく必要がある。
全体総括
当町の農業集落排水事業は、全体計画5地区のうち、4地区が事業完了し、残り1地区は現在のところ未定のため、4地区の維持管理を中心とした、収益的収支による経営が基本となっている。各施設の老朽化により、使用料収入に対し維持管理に要する費用の支出増加が問題となっている。企業債の償還は令和3年度にピークを迎えたが,依然として総支出の大部分を占めており,一般会計からの基準外繰入の増大が懸念され、今後使用料金の改定に進展することも考えられる。老朽化対策としては、処理施設等の設備の更新期が近づいており、今後の更新を効率的に実施するため、最適整備構想に基づき、施設の統廃合を視野に入れつつ経営の安定化を図っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.9億円
総額1.2億円