事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 川内村 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 1,032人 | 現在処理区域内人口 | 1,100人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,100人 | 現在処理区域面積 | 183ha |
| 晴天時現在処理能力 | 697m³/日 | 下水管布設延長 | 26km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成23年に発生した東日本大震災以降、原子力発電所の事故による村民の避難に伴い、施設使用料免除、一部基本料金のみ徴収として来たため、単年度の収支額が著しく減少していたが、徐々に帰村者が増加し、回復傾向となっている。これにより、料金水準の適切性についても類似団体平均値に近づき適正なものになっている。平成27年度からは帰村者に対しての人員割の料金徴収が再開され、原子力損害賠償による歳入もあったため、経費回収率が大幅に上昇している。平成29年度については、村内の除染作業員宿舎の解体により使用人員数が減少したため収益が減少したものである。債務残高は順調に返済が進んでおり、年々減少し平成46年度を目途に完済する見通しである。
老朽化の状況について
該当する数値は無いものの、川内村農業集落排水施設の建設から20年以上が経過し、汚水汲み上げのポンプや、水位計などの機器に故障が増えており、随時修繕対応しているが、今後も経年劣化とともに増加するものと思われる。管渠については、東日本大震災後に管渠の修繕工事等を行っているが、地盤の変化などにより、今後管渠の詰り等が発生する可能性もあり、更には経年劣化による管渠の破損等も心配される。
全体総括
農業集落排水施設の完成から20年という歳月が経過し、経年劣化による施設の破損・故障などは避けられないものになってきており、今後施設の更新について進めていかなければならない。また、東日本大震災に伴う原子力発電所の事故により、大半の村民が避難を余儀なくされ、現在徐々に帰村が進みつつあるが、震災前の水準には達しておらず、高齢化等の影響もあり料金収入の減少も問題となる事から、今後の施設維持のためにも更なる健全化が求められている。
経営状況
収支構造
総額8,176.2万円
総額5,508.4万円