福島県西会津町:末端給水事業の経営状況(2023年度)
福島県西会津町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
本事業における令和5年度の経常収支比率は100%を超え、類似団体平均値よりは低いものの、例年よりも高い数値となっている。料金回収率は、施設及び配水管の老朽化に伴う修繕や近年の電気料高騰等により、給水原価が高いことから、類似団体平均よりも低い値となっている。収益的収支では営業費用のうち68.7%を使用料で賄えており、ある程度は健全な状態といえる。しかし、企業債残高対給水収益比率をみると依然として類似団体平均値よりも高い水準にあり、地方債の元利償還金が会計を圧迫していることが分かる。これは平成7,8年度に小島浄水場建設事業で16億9000万円の地方債を発行したことによるものであり、更にはその当時の地方債借入利率が高かったことから利子支払額が高くなり、現在までの高い給水原価につながっている。地方債の償還は令和5年度がピークであり、令和8年度には小島浄水場建設に係る地方債の償還が終了するため、以後は各指標共に大きく改善する見込みである。今後は、人口減少に伴う使用料の減と施設老朽化対策経費及び維持管理費との収支ギャップの調整が大きな課題となるため、経営戦略をはじめとした各種計画に則り適正な施設の維持管理を図る必要がある。
老朽化の状況について
多くの管路が法定耐用年数に近いことから、平成29年度より本格的に老朽管等更新事業に着手したが、地方債の元利償還金がピークを迎えるにあたり財政面で余裕がないため、町道改良事業と同時着手で施工するなど効率的に老朽管更新事業を進めつつ、老朽化対策のリスク評価、優先順位、投資可能額の算定などを行い、該当施設を選定し、計画的かつ集中的に事業に取り組むこととしている。今後は、管路更新率の通り毎年平均1.0%を目安に老朽管更新事業を継続的に実施していく予定である。また、事業費の平準化を図りつつ、財政収支を常に把握し将来世代に過度な負担とならないよう財源の確保に努める。
全体総括
経営的には、今後、人口減に伴う収入減や人件費の高騰、労務単価の上昇などにより収支ギャップが現状よりも大きくなる見込みであり、収支ギャップ改善のため、経営戦略による中長期的な事業運営を適宜見直していくことにより、将来予測を検討しながら、適切な事業規模と料金体系の見直しを検討する必要がある。今後は、上水道アセットマネジメント計画や経営戦略に基づく老朽化対策を計画的かつ効率的に進めるとともに、ダウンサイジングの検討も行い、より健全な経営状態を目指していく。また、令和6年度には町内の給水区域全域が簡易水道の区分となることから、上水道事業を廃止し、令和7年度からはより財政措置の手厚い簡易水道事業へと移行する予定である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西会津町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。