福島県南会津町:農業集落排水の経営状況(最新・2024年度)
福島県南会津町が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」と「②累積欠損金比率」ともに類似団体平均値と大きく乖離している。当町の下水道事業は5セグメントを包括しているが、最も厳しい経営状況にあり、抜本的な経営改善が必要である。「③流動比率」は、R5決算時から大きく改善し、類似団体平均値を上回っているが、企業債の償還が進んだことに起因するもので、厳しい経営状況を踏まえ、老朽化した排水処理施設の更新等に着手できていない状況が数字に表れたものと捉えている。「⑤経費回収率」は、類似団体平均値を上回っているものの、70%を下回る状況にあることから、R7での下水道使用料改定により、収支状況の改善を図る。「⑥汚水処理原価」は、中山間に位置し、広大な面積を有する当町特有の地理的要因により、排水処理施設が広範囲に点在し、維持管理コストも増加しているため、類似団体平均値を大きく上回っている。「⑦施設利用率」は、急速な人口減少に伴う有収水量の低下により、類似団体平均値を大きく下回る状況にある。施設最適化の観点から、R7における高杖原地区と上郷地区における処理施設の統合や、R10における特定環境保全公共下水道区域への一部接続など、排水処理施設の統廃合・ダウンサイジングを進めている。「⑧水洗化率」は、公共下水道事業と同様に、管路の面的整備がほぼ完了しているほか、処理区域内人口と接続人口に大きな変動がないため、今後も横ばいに近い数値で推移していくものと見込んでいる。
老朽化の状況について
R5に固定資産台帳の見直しをした結果として、「①有形固定資産減価償却率」に大きな変動が生じた。R5決算時から比率は上昇しており、法定耐用年数に近い資産が多い状況を示しているが、現時点で管路の破損や、老朽化に伴うアクシデントは報告されていない。農業集落排水施設について、針生処理場は供用開始から30年、田部処理場は27年、湯ノ花処理場は32年、前沢処理場は31年、高杖原処理場は27年、上郷処理場は23年、古町処理場は24年とそれぞれ経過しており、施設及び附帯設備の更新費用が増大するものと見込まれることから、計画的な施設の統廃合・ダウンサイジングを進めている。R7に高杖原処理場を廃止し、上郷処理場へ統合するほか、R10までに古町処理場を廃止し、特定環境保全公共下水道区域への接続を予定している。
全体総括
急速な人口減少に伴う有収水量の減少により、下水道使用料収入が減少する状況にある。また、管路等の面的整備は完了しているが、汚水処理施設の更新経費や故障・破損に伴う修繕費の増大が見込まれる。前述のとおり、R7に高杖原処理場と上郷処理場の統廃合、R10までに古町処理場の廃止を予定しており、老朽化した排水処理施設に係る維持管理経費を削減し、収支状況の改善を図る。また、経常経費の大半を占める修繕費や動力費が増嵩する中にあって、経費回収率が低い状況にあることから、R7における下水道使用料の改定など、長期的な視点での経営改善に取り組む。なお、下水道事業会計で包括する5セグメントについて、H18の町村合併以降すべて同一の料金体系を敷いているが、経営状況に大きなバラつきがあることから、事業区分別の料金体系も検討が必要となる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南会津町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。