事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 天童市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 62,116人 | 現在処理区域内人口 | 14,031人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 10,607人 | 現在処理区域面積 | 524ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 101km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本市ではH25に豪雨災害が発生した影響で使用料収入が減少し、経費が増加した。これに伴い経営指標が一時的に悪化したが、H26からは回復傾向にある。経常収支比率(①)においては100%を維持しているものの、経費回収率(⑤)において100%に達しておらず、他会計からの繰入依存度は高い。民間委託の推進等の取り組みにより、汚水処理原価(⑥)を抑制しているものの、依然として使用料で賄いきれない現状である。短期的な債務に対する支払能力を表す流動比率(③)において、H26は極端に低い数値であるが、これは会計制度の改正により、建設改良等に充てられた企業債の一部が流動負債に含まれることとなったためであり、その償還の原資は使用料収入や一般会計負担金で得ることを予定している。使用料収入に対する企業債残高の割合を表す企業債残高対事業規模比率(④)においては、類似団体と比較して高い値となっている。水洗化率(⑧)についてはH26で75.60%と、類似団体と比較して低い数値となっている。
老朽化の状況について
本市ではH24から地方公営企業法を適用したため、有形固定資産減価償却率(①)のみから老朽化の度合いを分析することは難しい。また、法定耐用年数を経過した資産がないため、管渠老朽化率(②)は算定されず、更新した管渠延長の割合を表す管渠改善率(③)で示している通り、現在では更新には着手していない。
全体総括
本市特定環境保全公共下水道事業ではH4に供用開始したため、管渠の法定耐用年数である50年を経過した資産は現在のところ存在しない。これからは老朽化の度合いに注視しつつ、長寿命化を図る。その財源確保や、健全経営のためにも、引き続き費用削減に取り組むほか、収入の安定化を図るため、普及啓蒙による水洗化率の向上を目指し、使用料の定期的な見直しを考える必要がある。
経営状況
収支構造
総額4.3億円
総額4.3億円