事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 七ケ宿町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 1,542人 |
| 現在給水人口 | 1,493人 | 給水区域面積 | 760ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率が100%未満であり、経営状況は良好とは言えない。全国平均及び類似団体と比較すると、料金回収率は大きく上回っているものの、100%に満たないことや今後の施設への更新投資に充てる財源確保の観点から、適切な水道料金の設定が必要である。しかし、給水原価が全国平均等と比較すれば、大きく下回っており、効率性については一定の成果があると考えられる。今後も水質検査項目の省略等維持管理費の削減を行い、水道事業運営に努める。●施設利用率については、平成24年度以降全国平均及び類似団体と比較すると低い傾向があり、水需要の推移を踏まえ、施設のダウンサイジングを検討する必要がある。また、有収率が全国平均から大きく下回っていることから、費用をかけて生産した水道水を無駄にしており、収益につながらないことから、経年劣化した管路の更新及び漏水対策が急務である。
老朽化の状況について
●管路更新率及び企業債残高対給水収益比率については、同規模類似団体と比較すると平均値を下回っている。これは必要な更新を先送りしてきたためであり、今後、重要路線の水道管更新を早急に行い、有収率向上に努める必要がある。
全体総括
●全国平均等と比較すれば、収益的支出率は上回っているものの、一般会計繰出金を収入に補填していおり、経営的には健全とはいえない状況である。また、企業債残高対給水収益比率が全国平均等と比較して、かなり下回っていが、実際は昭和中期に建設した施設・管路の更新投資を先送りし、健全性を維持しているだけである。このことは、有収率や管路更新率が全国平均等を大きく下回っている原因であり、収益を上げるためにも管路を含めた大規模更新の必要があるため、今後の老朽化対策や設備投資の在り方について平成28年度に基本計画を作成し、この計画に基づき、施設の廃止等や重要水道管の更新を図る。●持続的な水道事業の運営を行えるようにするためにも、受益者に「水道事業の必要な経費は水道料金で賄う原則」を理解してもらい、現在の水道料金の水準では老朽化した水道管を更新できず、水道水を安定供給できなくなってしまうことを広報し、住民理解のもと安心安全強靭の水道を供給できるよう努める。
経営状況
収支構造
総額3,776.6万円
総額3,408.2万円