事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 盛岡市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 278,410人 | 現在処理区域内人口 | 6,618人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,912人 | 現在処理区域面積 | 1,863ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,163m³/日 | 下水管布設延長 | 124km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
「①収益的収支比率」は100%を下回り、単年度収支が赤字である状況が続いている。「⑤経費回収率」も100%を下回る状況が続いているため、使用料水準の適正化が課題となっている。「⑧水洗化率」は増加傾向にあるものの、全国平均値を下回っており、今後も接続促進の取組を継続し、使用料収入の増加に努める。今後は、農業集落排水処理施設の改築更新が必要となり、多額の事業費を投入しなければならない状況であるが、市の財政状況等を踏まえると市費負担分の捻出は困難な状況にある。このことから、汚水処理費(維持管理費)の削減など一層の経営効率化を推進するとともに、使用料の見直し等による必要な経費の確保が必要である。
老朽化の状況について
市内7地区の農業集落排水処理施設(供用開始時期は平成2年から平成18年まで)は、将来的に大規模な改築更新が見込まれ、その費用が多額となるため、市の負担軽減及び汚水処理施設の整理統合の観点から、計画的かつ効率的な公共下水道への接続(切替)の検討のほか、将来的な更新需要のピークに備え、長寿命化による更新費用の平準化とともにライフサイクルコストの最小化の取組が必要である。また、厳しい経営状況の下、将来の事業継続に向けて、受益者負担の適正化等の抜本的対策が必要な状況である。
全体総括
農業集落排水事業は、令和6年4月1日に企業会計に移行する。将来にわたり、人口減少に伴う使用料収入の減少が見込まれ、今後は、これまで投資してきた資産の更新・改築需要が増大することから、より厳しいコスト意識が必要である。このことから、より効果的で持続可能な汚水処理事業の全体構想及び最適化整備構想等に基づき、将来にわたって市民が汚水処理事業のサービスを安定的に受けられるような事業経営に努める。また、使用料については、使用料体系も含めた適時適切な見直しを検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額4.4億円
総額1.7億円