事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 盛岡市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 294,072人 | 現在処理区域内人口 | 7,944人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 6,518人 | 現在処理区域面積 | 1,863ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,163m³/日 | 下水管布設延長 | 124km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性については,収益的収支比率が100%を下回り,収支が赤字である状況が続いている。また.経費回収率についても100%を下回る状況が続いており,全国平均値・類似団体平均値と比較して低い水準にある。今後,処理施設の改築・更新が必要となり,多額の事業費を投入していく必要があるが,市の財政状況等を踏まえると市費負担分の捻出が困難な状況にある。このことから,汚水処理費(維持管理費)の削減など一層の経営効率化を推進するとともに,使用料の見直しを行い,適正な使用料収入を確保する必要があると考える。経営の効率性について,下水道への接続を促進し水洗化率を高める取り組みを継続していくことにより,水域の水質保全や使用料収入の増加が図られていくものと考える。
老朽化の状況について
各農業集落排水処理施設は,将来的に大規模な改築・更新が見込まれ,その費用が多額となることから,市の負担軽減及び汚水処理施設の整理・統合の観点から,公共下水道への接続を行う方向とし,将来的な更新需要のピークに備え,長寿命化による更新費用の平準化・ライフサイクルコストの最小化の取り組みについて検討していく。また,厳しい経営状況の下,将来の事業継続に向けて,受益者負担の適正化など抜本的な対策が必要と考える。
全体総括
下水道事業の将来を見通すと,普及人口の飛躍的な増加は期待できず,行政区域内人口の減少と近年の節水傾向から下水道使用料の大幅な増加は見込めない中で,これまで投資してきた資産の更新・改築需要が増大し,厳しいコスト意識を基本とした新たな取り組みが必要な経営環境にある。今後においては,より効果的で持続可能な汚水処理事業の推進計画に基づき,将来にわたって市民が公共下水道のサービスを安定的に受けられるよう,事業経営にあたっていく。また,使用料については,受益者負担公平の原則のもと,使用料体系も含めた適時適切な見直しを検討していく。
経営状況
収支構造
総額3.8億円
総額2.2億円