青森県三戸町:国保三戸中央病院の経営状況(2023年度)
青森県三戸町が所管する病院事業「国保三戸中央病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
当院では、地域住民の安心安全のため、内科、総合診療科、整形外科の外来及び入院を中心に、不採算部門の外来診療、24時間体制の救急医療、訪問診療等を提供するとともに、入院施設の無い隣接町と連携するなど、へき地医療拠点病院としての役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
令和5年度は、前年度から引き続き新型コロナウイルス感染症重点医療機関として専用病床を確保し、一般の入院患者の受入れに制限があったことや、10月に通常の診療体制となった以降も患者数の回復が鈍かったことで、病床利用率が前年度比3.4ポイント減の53.4%となり、これに伴い、医業収支比率は前年度比1.1ポイント減の72.6%となった。経常収支比率は、新型コロナウイルス感染症入院患者病床確保補助金の減少により、前年度比17.5ポイントの減となったが、当該補助金や経費の縮減により、類似病院を上回る102.6%となった。補助金や一般会計繰入金に依存する収支状況となっていることから、経営健全化に向け、ベッドコントロールの最適化による入院患者数の増加等、収益を確保していく必要がある。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、固定資産価格の多くを占める病院建物が平成12年3月完成と比較的新しいことから、類似病院平均を下回っているが、今後、建物の減価償却が進むことで、悪化していくことが見込まれる。器械備品減価償却率は、へき地医療拠点病院設備整備費補助金等の活用により、計画的に医療機器の更新を進めていることから、一定の水準を維持しており、類似病院を大幅に下回っている。1床当たり有形固定資産は、令和2年度に休床していた病床を削減したことで増加し、類似病院を上回る結果となっており、今後予定されている病床削減でさらに拡大する見込みとなっている。建物の占める割合が大きいことから、改善は難しい状況である。
全体総括
常勤医師による診療が内科、整形外科のみであり、手術を行っていないことから、収益構造が脆弱である。将来的には、人口減少に伴う患者数の減少により、収益が減少することや、施設の老朽化により、経費が増加することが見込まれ、医業収支比率及び修正医業収支比率は悪化していくものと見込まれる。また、1床当たり有形固定資産が、類似病院平均を上回っていることから、施設の更新に当たっては、適正な規模について検討する必要がある。へき地医療拠点病院としての役割を果たしていくため、医療従事者の確保により入院患者受入れを増やし、業務委託の拡大等により経費を削減するなど、経営の強化に努めていく。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保三戸中央病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の三戸町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。