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北海道津別町:末端給水事業の経営状況(2014年度)

🏠津別町

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収録データの年度

📅2016年度📅2015年度📅2014年度

経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

津別町水道事業における経常収支比率は、100%以上で推移しており、累積欠損比率も0%であることから経営的に安定している状況といえる。健全指標や効率指標については類似団体平均値と比較すると有収率を除いて全て健全・効率側となっているが、給水人口の減少により給水原価については年々増加しており、現料金の216円/m3(家事用基本料金1m3当たり)に近づいてきている。なお一層の経費削減及び料金改定の検討が必要である。有収率については、平均値を下回る結果となっており、老朽管等からの漏水や配水池のオーバーフロー水が原因となっている。浄水費用は塩素滅菌のみなので経費への影響が少ないものの、今後は経済性の観点から漏水修繕及びオーバーフロー水の抑制により有収率をあげることが重要である。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率、管路経年化率ともに類似団体平均値を大きく上回っており、老朽化がかなり進んでいる状況である。更新率も低い状況から計画的に更新事業を実施する必要がある。

全体総括

水道事業については経営各指標から健全的な運営状況といえるが、施設の老朽化が進んでいる状況から今後の更新事業により経営が圧迫されることが考えられ、アセットマネジメント等計画的かつ効率的な更新計画の策定が必要である。

出典: 経営比較分析表,

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