事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 奈井江町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd1 |
| 行政区域内人口 | 4,776人 | 現在処理区域内人口 | 4,126人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,992人 | 現在処理区域面積 | 425ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 79km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は115.99%と、平均値より高い指標となっている。企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値からは上回る水準となっている。経費回収率では人口減少や大口事業者等の水量減少により、類似団体平均値より約6%の減少となった。汚水処理原価については、昭和61年より石狩川流域下水道組合(現在12市町で構成)での広域処理により効率化を行っているが、圏域人口の減少や、設備維持に伴う費用の高騰などが影響し、平均値より高い数値となっている。水洗化率は、供用開始から36年経過し、ほぼ横ばい傾向である。使用料収入は、人口減少や大口事業者の水量の若干の増減により多少の影響は出ているが、ほぼ横ばい状態となっている。今後、経営改善のため、なお一層の水洗化の促進等の取組が必要である。有形固定資産減価償却率については、施設の設置が比較的早期であったことから、平均値よりも高い数値となっている。なお現在、事業の効率性の観点から、処理区域の拡大は中止している。
老朽化の状況について
管渠の状況を把握するため、カメラ調査等を実施し、修繕が必要な個所を発見した場合は、その都度維持補修を行っており、状態は比較的良好な状態である。ただし、昭和52年に事業着手以降40年以上経過し、法定耐用年数まで残りわずかとなっている施設もあることから、今後においても、施設の老朽程度の把握に努める必要がある。
全体総括
施設設置以降、現在まで、適切な維持補修に努力した結果、支障なく事業運営を進めることができている。しかしながら、事業着手から40年以上経過するため、老朽化が徐々に進むことは避けられないことから、施設の更新等を本格的に検討しなければならない時期にある。大規模な更新や施設の耐震化実施を行う場合は、多額の経費が発生することが予想されるため、更なる水洗化の促進、経費節減、使用料の適正化など、傾注していくことが必要である。特に使用料については、施設の状況を確認の上、5年に1度程度の期間で適正な住民負担となっているかを含めて見直しを検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.7億円
総額3.2億円