事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 千歳市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bd1 |
| 行政区域内人口 | 95,413人 | 現在処理区域内人口 | 93,494人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 93,354人 | 現在処理区域面積 | 3,368ha |
| 晴天時現在処理能力 | 64,200m³/日 | 下水管布設延長 | 995km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
いずれの指標においても、類似団体平均値及び全国平均値と比較して、効率的かつ健全な経営状況であることが確認できます。なお、近年では有収水量の伸びが顕著であることなどから、経費回収率では100%を大きく上回っており、経営は健全な状況といえる一方で、使用料が適正な水準を大きく上回っている状況とも判断できます。このことから、原価計算主義に基づき、また、これまで取り組んできた経営効率化に伴う固定費のコストダウンの成果として、使用者である市民や企業へ還元するとともに、世代間負担の公平性の観点からも、使用料引き下げについての検証が必要な状況となっています。
老朽化の状況について
当市の下水道事業においては、全国的には歴史が浅く、管渠の大半は耐用年数を迎えていないため、管渠における指標では、類似団体平均値及び全国平均値と比較して著しく低い値となっています。平成26年度からの有形固定資産減価償却率の著しい上昇は、会計制度の見直しによる影響でありますが、当市では、機械・電気設備等における長寿命化に取り組んでおり、耐用年数を経過した施設であっても、点検・調査を行い、局部的な改築を施すなどの適切な対策を講じることにより、施設の延命化を図っているため、高い値となっています。
全体総括
いずれの指標においても、類似団体平均値及び全国平均値と比較して、良好な経営状況であることが確認できます。今後は、下水汚泥処理方法の見直しや管渠の長寿命化、合流改善や施設・設備の老朽化による修繕等維持管理費の増加など、将来に向けた検討課題を抱えておりますが、経費回収率が100%を大幅に上回っている現状を鑑み、財政状況や今後の見通しについて考慮するとともに、市民生活や経済活動への影響等を十分勘案したうえで、使用料引き下げの必要性についての検証が急務となっています。
経営状況
収支構造
総額34.9億円
総額30.6億円