西予市:特定地域排水処理施設

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

【収益的収支比率】収益的収支比率は100%となったが、総収益のうち約82%は一般会計繰入金で占めており、一般会計からの繰入に依存している状況である。水洗化率は100%となっているが、少子高齢化の進行に伴う人口減少により使用料収入の減少が発生しており、併せて設備の老朽化による修繕が今後発生することが見込まれることから、総費用の増加が懸念される。今後、適正な運営を行っていくためにも、「適正な使用料」の検討をはじめとする経営健全化に向けた取り組みを進めていく必要がある。【企業債残高対事業規模比率】平均値とほぼ同程度となっているが、当市の特定地域生活排水処理事業については事業が完了しており、今後は減少傾向となってくることから、比率は改善していく見込みである。【経費回収率】平均値よりも低く、使用料で賄えていない状況が続いてる。なお、今年度はH30.7豪雨により被災した集会所の合併浄化槽の修繕を行ったため、例年よりも維持管理費が嵩んだ。また、少子高齢化の進行に伴う人口減少により収益の減少も発生していることから、今後適正な使用料検討を進めていく必要がある。【汚水処理原価】水洗化率100%であることにより有収水量を確保できていることから、平均値よりも低い水準となっており、効率的な汚水処理が実施されている。【水洗化率】対象者はすべて合併処理浄化槽で汚水処理を行っているため、水洗化率は100%となっている。

老朽化の状況について

特定地域生活排水処理事業については、小型合併浄化槽での整備となっていることから管渠修繕がない。しかしながら、経年劣化による設備等の修繕は年々増加傾向にある。

全体総括

H30.7月豪雨災害の影響により集会所の浄化槽1基が被災したが、R1年度に災害復旧工事を完了した。「経営の健全性・効率性」を示す指標は類似団体と比べ、汚水処理原価・水洗化率は良好であるが、収益的収支比率が100%前後で推移していることや経費回収率も低い率で推移している。また、「老朽化の状況」の指標についても、管渠の更新・修繕は無いものの、今後施設(小型合併浄化槽)の老朽化による修繕費用の増加が見込まれていることから、計画的な修繕により経費削減を図っていくことはもちろん、併せて「適正な使用料」の検討を進めていく必要がある。

類似団体【K3】

北斗市 福島町 上ノ国町 島牧村 寿都町 黒松内町 中川町 壮瞥町 厚真町 標津町 平川市 平内町 大鰐町 盛岡市 宮古市 八幡平市 岩手町 紫波町 大和町 大郷町 大衡村 色麻町 加美町 女川町 秋田市 由利本荘市 潟上市 八峰町 寒河江市 長井市 最上町 白鷹町 昭和村 小野町 桜川市 行方市 小美玉市 大子町 鹿沼市 伊勢崎市 太田市 渋川市 富岡市 下仁田町 長野原町 滑川町 嵐山町 吉見町 鳩山町 横瀬町 寄居町 皆野・長瀞下水道組合 青梅市 八丈町 小笠原村 相模原市 新潟市 十日町市 南砺市 立山町 珠洲市 羽咋市 宝達志水町 甲府市 甲斐市 身延町 飯山市 安曇野市 揖斐川町 掛川市 御殿場市 津市 紀宝町 舞鶴市 高槻市 枚方市 茨木市 富田林市 河内長野市 大東市 和泉市 柏原市 田辺市 北栄町 浜田市 美作市 奈義町 宇部市 東みよし町 今治市 西予市 愛南町 佐賀市 武雄市 小城市 嬉野市 みやき町 江北町 雲仙市 小値賀町 玉名市 宮崎市 延岡市 日南市 綾町 三島村 知名町