34:広島県
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三次市:特定環境保全公共下水道
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について当市の下水道事業は,令和元年度から公営企業会計に移行したため,各項目の数値については令和元年度からとなっている。経常収支比率は,単年度収支が黒字であることを示す100%を上回っており健全性を保っている。一方で経費回収率は,使用料で回収すべき経費を全て使用料で賄えていない状況であり,一般会計からの繰入金に依存しているところが大きい。汚水処理費の削減により今後も経営改善に努めるとともに,適正な使用料収入の確保を図る必要がある。流動比率は100%未満であるが、流動負債には建設改良費等に充てられた企業債が含まれている。この財源により整備された施設について、償還の原資を使用料収入等により得ることを見込んでおり,未払いを含め支払いに問題が生じる見込みはない。企業債残高対事業規模比率は類似団体と比べて高い状況である。また,汚水処理原価も平均値より高い理由は,現在5処理場を有しているためである。汚水処理費の削減に努めなければならないが,急激な削減は困難と考えられ、経営の健全性を維持するためには,費用に見合う適正な収益を確保する必要があり,下水道使用料見直しの検討は避けることができない。水洗化率は100%未満であり,使用料収入の増加及び水質保全の観点から,更なる水洗化率向上に努める |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について平成3年から下水道工事に着手し,平成6年から供用開始しているため,管渠の老朽管等の更新については,ストックマネジメント計画により,効率的かつ迅速に老朽化した施設の更新に努める。 |
全体総括現在5処理場を有しているため,汚水処理原価が高く,経費回収率や施設利用率が平均値に比べ低い状況にある。今後見込まれる人口減少に伴う使用料収入の減少や,老朽化した施設維持管理,その他様々な課題に対応するため「三次市汚水適正処理構想(平成21年3月策定)」を見直した。会計については,令和元年度より公営企業会計に(全部適用)移行したことにより経営状況の明確化を図り,計画的な事業展開に努める。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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