収益等の状況について
西郷埠頭第一駐車場は、西郷港内の駐車場(県有地)を借り上げて運営している。このため、運営に係る経費は、駐車場管理に関する指定管理料、県有地の借り上げ料、管理棟の電気料負担金、駐車場内の小修繕に係る費用のみである。ただ、令和2年度に収容台数を増やしたことに伴い、指定管理料の急激な増額があったため、令和2年度及び令和3年度の①④⑤の数値が0以下、あるいは0に近くなっている。隠岐の島町の駐車場整備事業全体の利用料金収入で、これらの経費を賄えることできているが、今後は賃金上昇に伴い、指定管理料の増額が見込まれるため、運営形態について見直しが必要になってくると思われる。※①収益的収支比率について、本来は[R2は49.9%]となる。
資産等の状況について
上記1.のとおり、県有地を借り上げて駐車場を運営していることから資産等はない。
利用の状況について
西郷港内の駐車場であるため、隠岐汽船の利用者及びその送迎の為の利用がほとんどであり、繁忙期には満車となることがある。そのため、他団体に比べ著しく高い稼働率で推移していたが、令和2年度以降は、コロナウイルス流行に伴う利用の減少、改修工事による収容台数の増加により、稼働率が低下している。ただ、駐車場の利用については、コロナウイルス発生前の数値へと戻りつつあり、回復傾向にある。
全体総括
西郷埠頭第一駐車場は、現在、コロナウイルス発生前程度の利用者数に戻りつつある。令和2年度には改修が行われ収容台数を増やしたが、これに伴い指定管理料の増額が発生し、収益が上げられない状況となっている。ただ、他団体と比べ稼働率が高く、需要があるため駐車場事業の継続は必要と認められる。今後の経営について、隠岐の島町駐車場整備事業経営戦略に記載の通り、指定管理者制度を継続し安定した駐車場経営を目指す。