30:和歌山県
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高野町:特定地域生活排水処理
末端給水事業
簡易水道事業
簡易水道事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について昨年度に引き続き一般会計からの繰入金が減少したが、機器交換等の維持管理を職員で行うなど経費削減に努めた結果、①収益的収支比率と⑤経費回収率が改善した。⑥汚水処理原価は、類似団体平均を上回っているものの減少傾向にあり、収益性は安定しているが、繰入金への依存度は高いため、財源構成を見直す必要がある。起債の発行は行っておらず、一般会計が償還に要する資金の全額を負担していることから、④企業債残高対事業規模比率は0%を維持しており、財政状態は健全である。⑦施設利用率は、類似団体平均を大きく上回る高い水準を維持している。⑧水洗化率は100%を維持しており、今後の大幅な収益力向上は見込めないが、引き続き経費削減に取り組むとともに、使用料の見直しについても検討していく必要がある。 |
有形固定資産減価償却率 |
老朽化の状況について特定地域生活排水処理事業は、各家庭に設置した浄化槽で汚水処理を行い川や水路に排水しているため、処理場や管渠を有しない事業である。機器の点検や修繕、水質検査等の管理方法について、計画的に対応策の検討を行う。 |
全体総括高野町では、公共下水道・特定環境保全公共下水道・農業集落排水・個別排水処理・生活排水処理と下水道事業を展開しており、下水道普及に努めている。この結果、類似団体平均を大きく上回る水洗化率を達成している。このうち、生活排水処理は大規模な集合処理が適さない地区の汚水処理を行っている。収益性は安定しているものの、一般会計からの繰入は必要であり、過疎化の進展と人口減少により、今後もこの状態は継続すると考えられる。引き続き原価削減に努めるとともに、使用料の見直しについても検討する必要がある。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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