岡崎市:農業集落排水

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経営比較分析表(2017年度)

20102011201220132014201520162017201820192020202195%96%97%98%99%100%101%102%103%収益的収支比率
20102011201220132014201520162017201820192020202157.2%57.4%57.6%57.8%58%58.2%58.4%58.6%58.8%59%59.2%59.4%59.6%経費回収率
2010201120122013201420152016201720182019202020210.19円0.2円0.21円0.22円0.23円0.24円0.25円0.26円0.27円0.28円0.29円0.3円0.31円汚水処理原価
20102011201220132014201520162017201820192020202148%48.5%49%49.5%50%50.5%51%51.5%52%52.5%53%53.5%54%施設利用率
20102011201220132014201520162017201820192020202182%83%84%85%86%87%88%89%90%91%92%93%94%水洗化率

経営の健全性・効率性について

本市農業集落排水事業は、地方公営企業法を適用していないため、一部指標について「該当数値なし」としている。①収益的収支比率前年度から1.29ポイント低下し、100%を下回ることになった。これは、使用料は減となったが一般会計繰入金の増により総収益が大きく増加したものの、維持管理費の増に伴う総費用の増加率が総収益の増加率を上回ったためである。このことからより事業の効率化等を進める必要がある。④企業債残高対事業規模比率企業債償還元金を使用料でまかなう経費としていないため、比率が0%となっている。⑤経費回収率処理場機器の経年劣化等による修繕費の増加により汚水処理費が増加したため、数値が低下した。処理区域内の人口密度が低く、構造的に使用料収入の大幅な増収は見込めない状況にある。そのため、業務の効率化によるコスト縮減を図る必要がある。⑥汚水処理原価維持管理費の増加、有収水量の減少により汚水処理原価が上昇した。今後も施設の老朽化に伴い、維持管理費の増加が見込まれる。⑧処理区域内人口の減により水洗化率が上昇している。
201020112012201320142015201620172018201920202021-0.1%-0%0.1%0.2%0.3%0.4%0.5%0.6%0.7%0.8%0.9%1%1.1%管渠改善率

老朽化の状況について

管渠について、農業集落排水事業は平成8年度に供用開始したため、標準耐用年数50年を上回る管渠はない。処理場について、早期に供用開始した施設では約20年を経過したものもあり、今後老朽化による改築更新が必要になるため、施設の長寿命化とトータルコスト抑制を図る必要がある。

全体総括

これまでの建設投資に伴う元利償還金の負担や、維持管理費の増大により、一般会計からの繰入れに依存する財務体質が続く見込みである。平成28年度に策定した最適整備構想に基づき、計画的な施設更新を進め、施設の長寿命化とトータルコスト抑制、また効率的な事業運営を目指し、一般会計からの繰入れ抑制に努める。なお、経営戦略については平成30年度に策定及び公表を行う予定である。