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地域において担っている役割がん診療の中核拠点病院として、高度で先進的ながん医療を提供するとともに、研究所や他の医療機関、大学と連携してゲノム医療の実用化を始めとする新しいがん医療を創出し、提供していく。
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経常収支比率
医業収支比率
累積欠損金比率
病床利用率
入院患者1人1日当たり収益
外来患者1人1日当たり収益
職員給与費対医業収益比率
材料費対医業収益比率
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経営の健全性・効率性について主に外来化学療法で処方する高額な抗がん剤の新規採用や適応拡大により、⑧材料費対医業収益比率が平成28年度から大きく増加したものの、⑥外来患者1人1日当たり収益も増加し類似病院平均を上回る状況が続いている。⑤入院患者1人1日当たり収益も、手術件数の増加に伴って増加傾向にある。また、④病床利用率は平均在院日数の短縮によって伸び悩み類似病院平均を下回っているが、⑦職員給与費対医業収益比率は減少傾向にあり類似病院平均を下回っているため、人件費の費用効率は良好である。①経常収支比率は100%を超え、②医業収支比率とともに類似病院平均を上回り、③累積欠損金比率も減少しており、経営状況は良好である。
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有形固定資産減価償却率
器械備品減価償却率
1床当たり有形固定資産
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老朽化の状況について①【有形固定資産減価償却率】②【機械備品減価償却率】類似病院平均より高くなっているが、前回の改築時(平成3年特殊放射線・診療棟竣工、平成4年病棟竣工)から26年余りが経過し、施設の老朽化が進んできていることを示している。③【1床あたり有形固定資産】1床あたりの有形固定資産の保有状況は、類似病院よりも高い状況である。
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全体総括経営状況としては黒字を維持しており、概ね良好な状況となっている。引き続き、最先端の研究成果と根拠に基づいた最良のがん医療を提供しつつ、都道府県がん診療連携拠点病院として県内のがん医療の中心的役割を果たしていく。
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