19:山梨県
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北杜市:特定地域生活排水処理
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特定地域生活排水処理
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2015年度
2014年度
経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は類似団体とあまり変わらないが、令和2年度よりもやや上昇し100%を上回った。一般会計からの補填により収入不足が賄われていることから、料金の見直しを検討する必要がある。また、流動比率は令和2年度に比べ改善されたが未だ100%を大きく下回っている。建設改良費等に充てられた企業債償還額がピークを迎えており、令和9年度以降に流動負債は減少していく傾向である。今後は施設等の更新工事を実施することで企業債残高が増加することが予想されるため、その水準に注視する必要がある。施設利用率が類似団体平均よりも低く、施設の統廃合を計画的に実施することで汚水処理原価を抑えられる可能性がある。 |
有形固定資産減価償却率 |
老朽化の状況についてこの事業は、市が設置管理している浄化槽整備事業であり、有形固定資産の約50%を償却していることから、徐々に修繕や更新の需要が高まってきている。法定検査・定期清掃時に点検を行いながら順次更新を行う必要がある。 |
全体総括本市の特定地域生活排水処理事業は、令和2年4月より地方公営企業会計に移行した。平成29年度から組織編成や公金徴収業務の民間委託を行い経営の健全化に努めたが、過疎がより進む地区であり、今後も料金収入が減る見込みであることから、経営状況は一層厳しさを増すことが予想される。今後は、ストックマネジメントに取り組むなど、より一層財政収支の適正を図り経営の健全化を図ることが求められる。そのため、平成30年度に策定した「北杜市上下水道経営基本計画」を改訂し、財政の健全化を図るとともに、持続可能な事業運営に努める。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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