能登町:農業集落排水
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経営比較分析表(2021年度)
経営の健全性・効率性について
令和2年度より公営企業会計に移行したことで、当年度分析表はR02以降の表記となっている。①経常収支比率:当該指標は96.61%であり、100%を下回っている(赤字)。一般会計の基準外繰入により補填している状況にある。②累積欠損金比率:類似団体と比較すると低い数値となっている。③流動比率は、100%以上が望ましいとなっているが、7.36%であり、類似団体と比較しても低い状況である。流動負債の大半を占める企業債の償還金が要因となっている。④企業債残高対事業規模比率:類似団体と比較して低い水準にある。⑤経費回収率:当該指標は67.26%であり、類似団体と同水準となった。固定資産除却費の増の影響により前年度と比較すると低下した。⑥汚水処理原価:⑤と同理由により前年度と比較すると上昇している。⑦施設利用率:類似団体と同水準である。節水器具の普及や人口減少等により、今後さらに悪化すると予想される。⑧水洗化率:類似団体と同水準であり、前年度と比較し微増となった。
老朽化の状況について
③当該年度に更新した管渠延長の割合を表す管渠改善率については、農業集落排水事業の整備開始年度が昭和61年5月であり下水道管渠の標準耐用年数50年を経過した管渠がないこと、管渠修繕の必要もなかったことが要因で老朽化に伴う実績はない。今後は改築等の財源の確保や経営に与える影響等を踏まえた分析を行った上で、計画的かつ適正な維持管理を図る必要がある。
全体総括
資本費以外の維持管理費については使用料収入だけでは賄うことができず、基準外の繰入を行っており厳しい経営状況にある。人口の減少が著しい事から、経費回収率は減少傾向にあり、今後は浄化槽への転換も視野に入れつつ、効率的な事業展開を、比較検討しながら進めていく必要がある。