香取市:電気事業

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経営比較分析表(2020年度)

2013201420152016201720182019202020210%500%1,000%1,500%2,000%2,500%3,000%3,500%営業収支比率
2013201420152016201720182019202020213,200円3,300円3,400円3,500円3,600円3,700円3,800円3,900円供給原価

経営の状況について

①収益的収支比率気象条件等の影響による発電量低下に伴う売電収入の減少や修繕費の増加があったが、一般会計への繰出金を計上する項目について見直しを行った影響により令和元年度と比較して数値が上昇した。②営業収支比率単年度の営業収支は黒字であるが、健全経営を続けていくために、大規模修繕等を見据えた基金積み立てを着実に行っていく。④供給原価施設の耐用年数より短い期間で借入れを行っているため償還開始が早く、それに伴い償還額が多いことから高い供給原価に繋がっている。一般会計への繰出金を計上する項目について見直しを行った影響により令和元年度と比較して数値が下降した。⑤EBITDA本稼働前であったH25年度を除き収益性は確保されている。気象条件等の影響による発電量の低下に伴う売電収入の減少や修繕費の増加があったが一般会計への繰出金を計上する項目について見直しを行った影響により令和元年度と比較して数値が上昇した。
2013201420152016201720182019202020210%設備利用率
2013201420152016201720182019202020210%10%20%30%40%50%60%70%修繕費比率
20132014201520162017201820192020202197%97.5%98%98.5%99%99.5%100%FIT収入割合

経営のリスクについて

①設備利用率太陽光発電事業は天候等環境的要因に左右されるが、施設の適正な維持管理等により発電効率の維持に努める必要がある。②修繕費比率与田浦発電所について、5年毎に必要となる点検・部品交換を行ったために令和元年度と比較して修繕費比率が上昇した。③企業債残高対料金収入比率事業開始後年数が浅いため、全国平均値より高い値となっている。⑤FIT収入割合稼働当初は固定価格買取制度のみであったが、平成28年度中から売電先の変更により、固定価格買取制度+αでの買取となっており、FIT収入の割合が減少している。調達期間終了後は、収入の減少が見込まれる。

全体総括

現状において、経営の健全性及び効率性は確保されているが、今後の大規模修繕等の財源について基金積み立てを着実に行う等、計画的な維持管理を行う必要がある。なお、今後の経営の指針となる経営戦略を策定済である。


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