香取市:電気事業
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経営比較分析表(2017年度)
経営の状況について
①収益的収支比率事業開始後年数が浅く当初の施設建設にかかる費用が大きく影響しているが、平成28年度からは消費税納付が始まったことから、結果として総費用が増え、数値が減少したと思われる。②営業収支比率単年度の営業収支は黒字であるが、健全経営を続けていくために、大規模修繕等を見据えた基金積み立てを着実に行っていく。④供給原価施設の耐用年数より短い期間で借入れを行っているため償還開始が早いこと、それに伴い償還額も多いこと、また、利益を一般会計に還元していることにより、高い供給原価に繋がっている。⑤EBITDA本稼働前であったH25年度を除き収益性が確保されているが、事業開始後年数が浅く、経年評価ができるほどの実績が無いため、今後の動向に注視していく必要がある。平成27年度と比べて総費用が増加した(平成28年度からは消費税納付が始まり、結果として総費用が増えた)ことが要因で、EBITDA(減価償却前営業利益)の数値が減少したと思われる。
経営のリスクについて
①設備利用率太陽光発電事業は天候等環境的要因に左右されるが、施設の適正な維持管理等により発電効率の維持に努める必要がある。②修繕費比率機器故障の修繕等が発生したため、修繕費比率が上昇した。③企業債残高対料金収入比率事業開始後年数が浅いため、全国平均値より高い値となっている。⑤FIT収入割合稼働当初は固定価格買取制度のみであったが、売電先の変更により、固定価格買取制度+αでの買取となっており、FIT収入の割合が減少している。調達期間終了後は、収入の減少が見込まれる。
全体総括
現状において、経営の健全性及び効率性は確保されているが、今後の大規模修繕等の財源について基金積み立てを着実に行う等、計画的な維持管理を行う必要があるため、平成32年度までに経営戦略を策定し、事業の廃止も視野に入れた経営の指針としていきたい。