神川町:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率令和元年度より8.09%減少している。主な要因は、維持管理費用と営業外費用の増加である。今後は経費節減だけでなく、使用料の変更も視野にいれて、健全的・効率的な事業運営を確立するため、公営企業会計に移行する。⑤経費回収率コロナ禍の影響で工場の稼働率の低下による汚水量の減少に伴い使用料収入の減少につながった。また、汚水処理費(維持管理費・工事負担金など)も若干増加傾向にある。今後は回収率向上に向けて接続件数を増やしながら、経費節減に心がける。⑥汚水処理原価コロナ禍の影響もあり、工場の稼働率が下がる傾向も見受けられるが、昨年度から僅かであるが、一般家庭の接続率が増えているところもある。令和4年度から公営企業会計へ移行し、経費節減と効率化を図る。⑧水洗化率主な要因は、一般家庭の接続率が年々僅かであるが、増えてきていることがあげられる。しかし、未だに20%台である。それは供用開始が平成21年度と年数が経ていないことと、借家が多い地区であるため合併浄化槽の普及が依然から進んでいて、新たに下水道に接続を考えるには消極的なところもあり、そのため、265世帯中71世帯と接続世帯が少ないのが現状である。今後は広報や住民説明会等利用し、啓発に努める。

老朽化の状況について

平成21年度の供用開始であり、比較的新しい管渠、施設である。老朽化を数値で表す状況ではないが、ストック・マネージメントに基づき、適切に維持管理を行っていく。なお、昨年度に続き令和2年度に管渠(ヒューム管φ400mm)の管渠管口点検を実施。異常はない。

全体総括

神川町公共下水道事業は、供用開始より12年経過したが、安定した事業運営を行うため令和4年度から公営企業会計に移行し、見える化を図り経費節減と効率化を目指す。また、収益的収支比率でもあげたが、下水道の使用料の変更も視野にいれた「神川町下水道事業経営戦略」の見直しを考える時期でもあり、令和5年度に改訂予定である。

類似団体【Cd3】

平内町 外ヶ浜町 三戸町 南部町 階上町 鉾田市 神川町 芝山町 雲南広域連合(事業会計分) 世羅町 松茂町 宮若市